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マーケティング調査からクライアントの課題を解決しよう~広告ビジネス×電通グループ&アルソア化粧品の取り組み~

2021/08/03(火)

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7月15日(木)、株式会社電通テック(以下、電通テック)との連携による講座『ビジネス演習(広告ビジネス)』で、中間プレゼンテーションが行われました。

この実習は、広告業界の産業構造を理解した上で、電通グループの取引先である株式会社 アルソア慧央グループ(以下、アルソア)からの課題を受け、マーケティング調査を行い、ソリューションを提案するもの。春学期は、アルソアのブランディングについて、5つのグループに分かれて調査を行い、理解を深めました。
アルソアからの課題は、「消費者行動と価値観の変容によって、顧客の開発が難しくなった」「カウンセリング販売のため、顧客が手軽に購入できない」「主力製品“クイーンシルバー”が、コモディティ化し差別化できなくなった」「認知度の向上を効率的に行えてない」の4つ。

学生たちはこれらの課題を解決するために、まずはアルソア化粧品のブランドの目的、ブランドのパーソナリティ、ターゲットについてなど、ブランドについて徹底的に研究。アルソア化粧品が持つ価値について、提供、情緒、機能の面から分析したものを発表しました。
ブランドパーソナリティを花や動物に例えてわかりやすくイメージをもたせたり、実際にアルソア化粧品を使用している人にインタビューを行ってリアルな声をまとめたり、これからどのように発展させるかブランドストーリーを仕立てて説明したりと、各グループ工夫を凝らした発表となりました。
最後にまとめとして「Who we are?」と題し、自分たちが理解したアルソア化粧品について紹介。動画を作成したり、絵本のように物語を作成して発表するグループもありました。

株式会社電通テック 大田琢哉様

当日新宿キャンパスに来校された、電通テックの大田琢哉様とアルソアの遠藤隆様。大田様は、「全体的に良く調べられていてよかった。広告ビジネスは、クライアントのことを、しっかりと理解した上で提案することが信頼に関係する。ブランディングとは、他者との差別化のこと。秋学期に向けて、さらにアルソアの深堀をしてほしい」と話しました。
遠藤様は、「マーケティング分析の結果が分かりやすくまとめられており、大変勉強になった。独自性の強い会社なので、楽しみながらより深く調べてほしい。また皆さんの“顧客目線”も大切に、さまざまな意見を聞かせてほしい」と期待を寄せました。

夏休みの期間でアルソア本社(山梨県北杜市小淵沢町)を訪れ、フィールドワーク体験を行ったり、秋以降は学内でのポップアップショップ運営など実践的な学修を予定しています。

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