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シラバス詳細情報

開講年度 2018年度
開講学期 2018年度 春学期
授業コード 23085
科目 リベラルアーツセミナー (a17)
教員氏名 森 厚
授業種別 週間授業
授業方法 演習
授業概要  大学での学びは高校までの学びとは異なる。また、大学での学びの中でも、リベラルアーツ学群での学びには特徴がある。この授業では、まず、本学群での学びについての理解を深め、学ぶことが社会に出ても役立つものであることを確認する。その上で、今後の学びのために必要な習慣を身につける。さらに、今後の学びのために必要な知識と学習技術を修得する。具体的な学習技術は、文献を読解すること、レジュメや口頭発表を通じて自分の理解したことや意見を人に伝えること、人の意見を聴くこと、そして、レポート・論文を書くことである。
到達目標 ・学びの姿勢の修得
  本学群の学びの特徴を理解する。
  インデペンデント・ラーナーとして、積極的、自主的に学ぶ学習習慣を身につける。
・学習技術の修得
  文献を読み解くことができ、批評できる。
  自分の理解したこと・自分の考えを伝えるためのレジュメを作成できる。
  自分の理解したこと・自分の考えを、口頭発表で人に伝えることができる。
  人の話を聴き、理解した上で、批評できる。
  自分の意見・考えを論理的に組み立て、レポート・論文のマナーに従って書くことができる。
授業計画 01回 (04月16日) 導入
  以下のような項目についての理解を深める。
  リベラルアーツ学群の学び・4年間の学習計画・アカデミック・スキルの必要性
  この授業の目標・Drop & Add など履修の仕組み
02回 (04月23日) 学びの仕組み
  高校までの学びとの差異・履修放棄などの履修の仕組みを学ぶ。
  教員との連絡方法、アドバイザーとの相談方法について理解を深める。
03回 (04月30日) ノート作成の練習
  大学での学びが講義ノートをとることが中心になることを理解する。
  ノート作成の基本的な技術を身につける。
04回 (05月07日) ノート作成の練習・要約
  講義ノートを作成する練習を行う。
  話のポイントの見出し方についても練習する。
  文献を読み解き、短くする練習ためのポイントを理解する。
05回 (05月14日) ノートを用いた予習と復習・要約の練習
  予習と復習の効果について理解を深め、講義ノートを用いた予習復習の方法を修得する。
  文献を読み解き、短くする練習をする。
06回 (05月21日) 文献の要約・文章の構造
  重要な単語や文の見つけ方について議論を通して発見していく。
  議論は推論によって成り立っていることを理解する。
07回 (05月28日) 図書館ガイダンス
  図書館の利用方法と情報検索の方法を修得する。
08回 (06月04日) 文章の練習
  話し言葉と書き言葉を区別し、書き言葉として書くことの練習を行う。
  また、文章の順番を変えるだけで意味が通りやすくなることを作業を通じて学ぶ。
09回 (06月11日) レポート作成法
  レポートを作成する手順を理解する。また、引用についての基本的な作法を身につける。
10回 (06月18日) レポートのための調査
  レポート作成時に、読者に説得力をもって伝えるための技術を学ぶ。
  レポートに掲載することで説得力が増すような資料の収集方法について学ぶ。
11回 (06月25日) レジュメの技術
  レジュメ作成のための基本的な技術を修得する。
12回 (07月02日) 発表の技術
  発表の基本的な技術を修得する。
13回 (07月09日) 発表会-1-
  担当者が発表し、残りの学生は批判的に聴く練習を行う。
14回 (07月16日) 発表会-2-
  前回に引き続き、担当者が発表し、残りの学生は批判的に聴く練習を行う。
15回 (07月23日) まとめと今後の学びについて
  LAセミナーで学習したこと振り返る。
  今後の学びについて考え、LAセミナーとのかかわりについて理解を深める。  
授業時間外学習 01) 導入 : 履修ガイドのリベラルアーツ学群関連事項を読む。
02) 学びの仕組み : 履修ガイドの履修方法連事項を読む。電子メールの転送設定を行い、メール送受信の練習を行う。
03) ノート作成の練習 : 指定のビデオを見て、ノートをとる練習を行う。
04) ノート作成の練習・要約 : 指定の文章を要約する。
05) ノートを用いた予習と復習 : 他の授業も含めて、ノート整理を実践する。
06) 文献の要約・文章の構造 : 推論の練習をする。
07) 図書館ガイダンス : 指定の情報に基づいて情報検索する練習をする。
08) 文章の練習 : 話し言葉を書き言葉で置き換える練習をする。
09) レポート作成法 : 参考文献を決め、これを熟読する。
10) レポートのための調査 : レポート作成を行う。調査方法について検討する。
11) レジュメの技術 : 添削結果に基づいてレポートを改善させる。平行してレジュメを試作する。
12) 発表の技術 : 添削結果に基づいてレポートを改善させる。平行してレジュメと発表の準備をする。
13) 発表会-1- : 添削結果に基づいてレポートを改善させる。レジュメと発表の準備をする。
14) 発表会-2- : 添削結果に基づいてレポートを改善させる。
15) まとめと今後の学びについて : 秋学期以降の受講計画を考える。
テキスト 特に定めない。授業時に適宜指示する。
参考書 参考図書は買う必要がありません。
・「スタディースキルズ・トレーニング」、吉原恵子他、実況出版、ISBN978-4-407-32243-9
・「フレッシュマンセミナーテキスト【第2版】」、初年次教育テキスト編集委員会編、東京電機大学出版局、2014年、ISBN 978-4-501-62850-5
・『グループワークで日本語表現力アップ』,野田春美・岡村裕美・米田真理子・辻野あらと・藤本真理子・稲葉小由紀(著),ひつじ書房,2016年,ISBN: 978-4-89476-802-4
その他、授業時に適宜指示する。
評価基準 評価の方法:学びの姿勢 40%・課題(提出物・発表)の評価 60%
評価基準:
 学びの姿勢:
  40点: 本学の学びについて深く理解し、自立した学びの習慣を高いレベルで身につけた。
  30点: 本学の学びについて理解し、自立した学びの習慣を十分に身につけた。
  20点: 本学の学びについて理解し、自立した学びの習慣をある程度身につけた。
  10点: 本学の学びについて理解し、自立した学びの習慣の一部を身につけた。
   0点: 本学の学びについて理解せず、あるいは自立した学びの習慣を身につけなかった。
 課題:
  60点: 今後の本学での学びに必要な知識・技術を高いレベルで身につけた。
  50点: 今後の本学での学びに必要な知識・技術を十分に身につけた。
  40点: 今後の本学での学びに必要な知識・技術をある程度身につけた。
  30点: 今後の本学での学びに必要な知識・技術の一部を身につけた。
   0点: 今後の本学での学びに必要な知識・技術を身につけなかった。
 総合:
  A:90~100点/B:80~ 89点/C:70~ 79点/D:60~ 69点/F:60点未満
URL http://robo.mydns.jp/Lecture
最終更新日 2018/03/16

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