大学の将来構想世界から人が集まる
学びの場へ。

学而事人と隣人愛をグローバルに実践できる人物を育てる

畑山浩昭 学長
はたやまひろあき 桜美林大学文学部卒業。マサチューセッツ工科大学大学院修士課程修了。ノースカロライナ大学グリーンズボロ校大学院博士課程修了。博士(文学)。1997年に国際学部講師として着任。2006年より教授。基盤教育院長、学長補佐、副学長などを歴任し、2018年4月、学長に就任。

桜美林大学 畑山学長に聞く

桜美林学園が創立100周年を迎えようとする中、桜美林大学には、さらなる改革と改善による飛躍が期待されています。2018年4月、学長に畑山浩昭教授が就任しました。畑山学長は、これまで学長補佐、学園長補佐、国際センター長、副学長を歴任し、桜美林大学の発展に大いに貢献してきました。
畑山学長の任期は2018年4月1日から2021年3月31日までの3年間。新しい副学長・学群長とともに新たな体制で動き出しました。日本そして桜美林の未来を見据えて、桜美林大学をどのような大学にしていくのか、畑山学長に今後の抱負を聞きました。

今回、新学長就任と合わせて、新たな副学長・学群長を任命しました。50代が多く、ゼロベースからフレッシュな議論ができる布陣と考えています。私は、彼らとともに、今までの伝統を守りながら、次世代の桜美林を創造、発展させて世界の中での価値をさらに上げていきます。

特色のあるカレッジで相乗効果の学びを

本学の運営で最も大切にしたいのは、学生たちにどのような「教育」を提供できるかということ。
この10年、本学では学群制を導入して、リベラルアーツ系とプロフェッショナル系の学群をつくってきました。その結果、大学(ユニバーシティ)全体の理念に基づきつつ、学群(カレッジ)ごとに特色ある教育や研究を行える体制を構築できました。
2019年度以降、新宿や本町田の新キャンパスでそれぞれに学群を拠点化することも、各学群の教育を強化する施策の一つだと考え取り組んでいます。

次世代の桜美林を創造、発展させていきます

前列左から、長田久雄副学長(学務担当)、畑山浩昭学長、佐藤東洋士理事長・学園長、田中義郎特命副学長(大学院担当)・大学院部長。後列左から、足立匡行グローバル・コミュニケーション学群長、宮﨑光次健康福祉学群長、堀潔リベラルアーツ学群長、山口有次ビジネスマネジメント学群長、堀川幹夫芸術文化学群長

国や文化を超えた多様な仲間と学び合える

PLAN 1

評価されるグローバル大学として

新キャンパス開設
学群を拠点化して
ブランドを再編&強化

2019年4月に「新宿キャンパス」(ビジネスマネジメント学群/在籍学生約2,000人)、2020年4月には「本町田キャンパス(仮称)」(芸術文化学群/在籍学生約1,600人)を開設予定。それぞれの学群が拠点化される計画。一つのキャンパスが独立した大学になりうる規模であり、各学群のプロダクトブランドの強化につなげていく。

新宿キャンパス
ビジネスの中心地という立地を生かして、企業と連携した実践的な教育を計画中。企業の第一線で活躍する講師による講義や長期インターンシップなどのカリキュラムを実施予定。

PLAN 2

評価されるグローバル大学として

留学生が学びやすい
教育システムの構築

これまでに海外の大学の仕組みに合わせたセメスター制(授業が1学期・半年で完結し、単位が修得できる)、科目ナンバリングなど、国際基準に合わせた汎用性の高い教育システムを国内でいち早く導入。英語・中国語で受講できる授業の拡張や、入門レベルから研究レベルまでの日本語教育を充実させ、卒業論文を英語でも可とするなど学修環境を整えたい。寮や外国人受け入れ住居を提供するなど生活面でのサポートも進めていく。

PLAN 3

評価されるグローバル大学として

海外から多数の教職員を招聘

外国籍の学生や教職員が全体人数の25%程度在籍するグローバルなコミュニティーを目指している。そのため、外国籍の専任教員や専任職員を増やす数値目標を設定し、増員に努めている。2017年9月現在、外国人教員は全体で138人に上り、関東圏の大学では有数の規模となっている。

PLAN 4

評価されるグローバル大学として

国内外で自由に学べる大学に

学生の多様な留学ニーズに対応するため、短期・長期のプログラムや「グローバルアウトリーチプログラム」(語学学習や生活体験などを通じて世界を学ぶ1学期間の留学)など、多彩なプログラムを用意。2013年度実績で600人程度だった日本人学生の留学経験者数を2,000人以上に増やす目標も掲げている。また、国内では沖縄国際大学、名桜大学などとも単位互換の協定を締結しており、国内留学も可能。

PLAN 5

評価されるグローバル大学として

学生自身が学びを組み立てられる
カリキュラムとサポート

本学は学群制を導入しており、特定の分野だけでなく、隣接した分野も広く学ぶことができる。リベラルアーツ学群や他のプロフェッショナル系学群によってすでに、多彩な分野の学びがあるが、今後、まだ開拓していない領域についてもプログラムを拡充させていく。さらに、入学から卒業までを一貫してサポートする「エンロールメント」という発想から、学生の4年間の成長を、ワンストップでサポートする体制を各学群ごとに構築していく。

創立の精神を礎に真のグローバル大学へ

現在、多くの大学で叫ばれている「グローバル化」は、日本人学生向けにグローバル教育を提供することに偏りがちです。それに対して、本学では、「さまざまな国の学生が共に学ぶ」という環境そのものを用意し、「学而事人※と隣人愛をグローバルに実践できる人物」を育てています。

そもそも桜美林学園は、創立者・清水安三先生が宣教師として渡った中国で開設した崇貞学園がルーツです。安三先生の願いでもある「キリスト教精神に基づく国際人の育成」を掲げ、国籍を超えて門戸を開き、日本、中国、朝鮮半島の子どもたちが分け隔て無く学べる学校として発展した経緯があります。本学にはグローバルな視点が初めから備わっている。これはこれまでもこれからも変わらない本学の個性といえるでしょう。

※学而事人(がくじじじん):「学んだことを人々や社会のために役立てる」という学園のモットー。

大学のあらゆる事業を国際基準に

本学は、国際化の面で高い外部評価も得ています。近年、信頼性の高い「大学ランキング」の二つに本学が選ばれました。その一つ、「THE 世界大学ランキング 日本版 2018」では、「国際力」カテゴリーで第49位に。外国人学生や教員の比率から、国際的な教育環境を評価されました。また、「独立行政法人大学改革支援・学位授与機構」が実施した「大学機関別選択評価」においても、「国際的な教育環境の構築」や「外国人学生の受入」、「国内学生の海外派遣」について、「一般的な水準から卓越している」と評されています。

私が目指すのは、こうした国際性豊かな特色をさらに強化し、本学をより「世界中から人が集まる大学」にすること。そのために、カリキュラム、学生生活などとともに、大学の設備も世界に通用する基準に寄せ、海外の教育システムとの互換性も高めていきます。

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