桜美林大学叢書 2025年度刊行書籍紹介
桜美林大学は、高度な知性と見識をもつ教育・研究者の発信源、そして現代教養の宝庫として、『桜美林大学叢書』を創刊しました。本学の教授陣が執筆した2025年度刊行の全5冊をご紹介します。
日本の教会に響く歌

松橋輝子 著
明治期の再宣教以来、日本のカトリック教会で歌われてきた「聖歌」の伝統とその意義を考察する書。プロテスタント教会では「讃美歌」と呼ばれ、カトリック教会では「聖歌」と呼ばれるキリスト教の歌、それが「会衆歌」である。日本の歴史上、古い体質の象徴として拒絶された時期もあった。だが、現実には後世に残したい名曲は数多く、時に日本への宣教的な意義を有し、時に日本における西洋音楽の受容を促しつつ、教理を伝える役割を担ってきた。本書は100年に及ぶその旋律を日本人にとって貴重な財産と捉え、カトリック教会の出版物という資料を通して「聖歌」の意義を考察した貴重な研究である。
価格:3,300円(税込)
ISBN:978-4-8460-2512-0
「感謝です」って正しい日本語ですか?

新屋 映子 監修/山口 惠子/岩佐 詩子 編著
日本語という奥深い世界を探検する書!日本語を教えている人、日本語教育に関心のある人、広くことばに興味のある人にも!
●この表現のどこがヘン?
●この文法のどこがヘン?
●この日本語は最近の言い方?
「この日本語なんか変じゃない?」
日本語教師らが教える中でふと抱いた疑問から生まれた本!
価格:2,200円(税込)
ISBN:978-4-8460-2531-1
空港法 : 逐条ポイント解説

林昌朗 著
新たに改正された「空港法」に関する日本初の解説書。空港整備法と航空法が整備され、2008年に改正された「空港法」から、日本の空港政策の転換を読む一冊。
1. 空港が全国に整備され、政策の重点は「整備」から「運営」にシフト
2. 空港の収支は一部の採算空港と多くの不採算空港に二極化
3. 「日本の社会・経済の構造的課題」により新たな役割が求められる
国土交通省航空局等の元監察官によるわかりやすい解説書。
価格:5,500円(税込)
ISBN:978-4-8460-2513-7
限界芸術の倫理

大絵晃世 著
本書は、60年近く前に発表された哲学者・鶴見俊輔の『限界芸術論』を捉え直す論考。
誰かに贈られる表現であり、身近な人々を楽しませるからこそ「限界芸術」たりえる——「純粋芸術」「大衆芸術」とは別の非専門的表現者に注目した新たな芸術論。
価格:3,300円(税込)
ISBN:978-4-8460-2551-9
数学経営推進人材が大学を変える

山咲博昭 著
大学の教学マネジメント確立の重要性が語られて久しい。だが、それらは教育改善や質保証の取り組みに焦点が当てられており、人材の動きにはあまり着目されていない。
本書で考察する「教学経営推進人材」とは、学修者本位の教育実現に向けて実際の施策の立案や実施を担う構成員を指す。本書は、日本の国公立大学20校へのインタビュー調査をもとに、教学経営推進人材が具体的にどう活動し、困難に立ち向かっているか、政策過程分析や質的研究アプローチなどを用いて明らかにする。大学改革の実務を担う人材の本格的研究。
価格:3,300円(税込)
ISBN:978-4-8460-2557-1
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