第16回国際スポーツ心理学会(ISSP)が12月8~12日、香港中文大学で開催され、桜美林大学からリベラルアーツ学群小関俊祐准教授のほか、大学院生4人が参加、発表しました。
発表した大学院生は、高士真奈さん(修士課程2年)、林愛里さん(修士課程2年)、伊藤輝さん(修士課程1年)、丸山璃子さん(修士課程1年)。
海外の多くの参加者が、大学院生の発表内容に関心をもち、英語で活発に討論しました。
高士 真奈
A Single-Case Study of CBT-Based Psychological Intervention Using Case Formulation to Support a Naginata Athlete Lacking Motivation to Compete
(競技に対するモチベーションの低下がみられる薙刀選手に対する認知行動療法に基づくケースフォーミュレーションを用いた心理的介入の単一事例研究)
競技を続けるか悩む薙刀選手を対象として、ケースフォーミュレーションを行いながら、認知行動療法に基づく支援を展開した事例報告を行いました。
林 愛里
Effects of Stress Management Education Focusing on Friendship Stressors on Club Activity Stressors
(友人関係ストレッサーに焦点を当てたストレスマネジメント教育が部活動活動ストレッサーに及ぼす影響)
友人関係に焦点を当てたストレスマネジメント教育の、部活動への般化効果について検討した成果を発表しました。
伊藤 輝
A Narrative Review of Psychological Support through Physical Education in Japanese Schools
(日本の学校における体育の授業を通じた心理的支援に関するレビュー)
体育の授業を通して得た経験が、心理的な支援にどのように寄与するかについて整理を行い、今後の学校教育における体育のあり方について検討を行いました。
丸山 璃子
Effects of Changes in Club Activity Stressors on Psychological Stress, Depression, and PTSD in High School Students
(高校生の部活動ストレッサーの変化が心理的ストレス、抑うつ、PTSDに及ぼす影響)
部活動に関連するストレッサーが変容することが、心理的ストレス、抑うつ、PTSDといったさまざまな水準の心理的反応に及ぼす影響について比較検討しました。
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