特別支援学級の児童と保育学専攻の学生との「交流会」

2025/12/26(金)

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12月8日(月)、昨年度に続き、保育学専攻の学生と小山田南小学校つばさ学級の児童との交流会が行われました。今年は「特別支援教育(保育)」(授業担当:染谷雅広助教)の履修者全員が参加し、来学する児童の皆さんが楽しめるようなプログラムを考え、役割分担しながら準備に取り掛かりました。
迎えた当日は、天気にも恵まれ、1年生から6年生まで計24人の児童と9人の先生方が来学し、荊冠堂地下にて交流会が始まりました。
「はじめまして!」の1年生から、「久しぶり!」と挨拶を交わす上級生など児童の様子は様々で、初参加の学生も多いため、はじめはお互いに緊張しながらの様子でしたが、「もうじゅう狩りに行こうよ!」のゲームで小人数の仲間を作り、そこで自己紹介をする中で、少しずつ打ち解けていく姿が見られました。
次に行った「伝言ゲーム」では、児童も学生も一生懸命にジェスチャーで伝える姿に、見ている側はおもわず「ほっこり」するひと時でした。

その後は、学内ツアーへ。今年の大学授業体験は「おんがく」。先生・大学生・児童が一緒に歌ったり、楽器の演奏をしたり、大学内での授業を楽しく体験しました。
学内ツアー後は、学食でお昼ご飯。各テーブルに用意された手作りの「ランチョンマット」と「クリスマスツリー」に喜ぶ児童を嬉しそうに見ながら食事の誘導をする学生の姿が印象的でした。学校の先生からも「普段は給食を残す〇〇さんなのに、今日は完食できたようです!」と驚きの声も聞かれました。
最後は、荊冠堂に戻り、少しだけゲームを楽しんだ後、心を込めて作った「プレゼント」を配り、お別れの挨拶をしました。

学生の振り返りでは「どんな子たちが遊びに来てくれるのかなとずっと考えていたが…(中略)…積極的に話しかけてくれたりして嬉しかった」「勝手に偏見でできないことが多いと思っている部分があり、今まで学んできた障がいの不得意な部分ばかり注目してしまっていたけれど、子どもたちと話してみたら障がいやハンデ関係なく話せてすごく楽しい時間でした」と、充実した時間に加え、多くの体験を通じた学びもあったようです。

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