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バンフーデザインコンテストTシャツ&トートバックでビジュアル・アーツ専修の学生3人が受賞!

2025/12/01(月)

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授賞式の会場入り口に設置された授賞者の作品を着たキャラクターの展示。

2025年度の春学期に開講された「ビジュアル・アーツ専修科目 デザイン演習C(グラフィックデザインI)」の授業課題にて制作・応募した作品が「第16回バンフー 学生Tシャツデザインコンテスト」において浜野有沙さん(ビジュアル・アーツ専修3年)が最優秀賞、青木結菜さん(同専修2年)が笠井修二賞を受賞しました。今年のテーマは「音」。応募総数2,612点から選ばれました。
また「第7回バンフー 学生トートバッグデザインコンテスト」にて大山沙羅さん(同専修3年)が独自に応募し、優秀賞を受賞しました。トートバックのテーマは「宝もの」。応募総数2,478点から選ばれました。
11月5日(水)に株式会社帆風にて授賞式が行われました。

最優秀賞を受賞した浜野さんの作品は、音楽だけでなく日常にあふれる身の回りの音を図形化して表現したもの。外側から聞こえる環境音、心臓の鼓動などの内側に聞こえる音をイラストにしました。ウサギの耳で外側の音、ヘッドホンで内側の音を聞いているということを表現しました。色の構成にもこだわり、あえて主人公に色を付けず、黒地を選ぶことで、幾何学化された音の波形を目立たせ音に着目してもらうよう工夫したそうです。浜野さんは「コンセプトを考えることに多くの時間を費やし、コンセプト立てが今までの中で1番しっかりできたので、自信をもって提出した作品だった。受賞できて嬉しかった。『年代や性別が違う審査員全員がかわいいと思える作品だった』と講評をいただいたことも嬉しかった」と笑顔を見せました。今後について「受賞式に参加してみて、他の人の作品を見たり、制作時の気持ちや考えを聞くことができて、そんな視点もあるんだと新たな学びを得ることができた。これからも様々なコンテストなどに挑戦していきたい」と話しました。

笠井修二賞を受賞した青木さんは、中高時代に吹奏楽部だったこともあり、「みんなで作るハーモニーが私の思う『音』だった」とのことで、吹奏楽、オーケストラのようにみんなで重ねて出来上がる音を、スポンジやクリームなどが何層にも重なって出来上がるケーキのビジュアルで表現しました。
細かいイラストが見やすくなるように色使いを意識し、楽器やケーキのビジュアルに合わせて明るくかわいいライトグリーンの色地を選びました。青木さんは「選ばれたことにびっくりした。テーマの『音』について、コンセプトを考えることに苦労した」と話し、「受賞した人たちの作風はどれも違った。同じ『音』というテーマでも捉え方が違うし、考え方だけでなく、どのように作ったのかを聞くことができたのが学びになった。これからも作品を作り続け、コンテストに挑戦していきたいと思う。今回の作品は色をたくさん使ったが、うまくまとめられていると評価いただけたので、自信につながった」と話しました。

トートバッグで優秀賞を受賞した大山さんの作品は、写真で表現したもの。「私はイラストより写真を撮影することが得意なので、今回は写真で勝負しようと考えた。写真だけでは伝わらない部分を文字のデザインで表現。過去の受賞作品はイラストの作品がほとんどだったので、あえて写真を使うことで審査員の目に止まるといいなと考えていた」と話しました。また今年のテーマが「宝もの」と知り、普段から撮り溜めた友達の写真で作品が作れると直感的に感じたと笑顔を見せました。「優秀賞と聞いて驚いたのと同時に、最優秀賞を取りたかったなという悔しい気持ちもあった」と話す大山さんは、「たとえ授業内で評価されなかった作品でも、他の人が見たら評価をいただけることもあると感じる。1回の評価で諦めないで別のところに出してみるのも良いと知った。評価をいただいたら自分の自信につながるし、次の制作にも自分のセンスを信じて取り組めると思う。多くの人に作品を見てもらうことが大事だと思った」とし、今後の展望として「自分の作品の数を増やしていきたい。また色んな人の作品、日本だけでなく世界のデザイン、多くの景色も見て、たくさんのことを吸収していきたい」と話しました。

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