
ビジネスマネジメント学群では、2025年度春学期の「広告ビジネス(広告の基本)」(西山守准教授担当)の授業で、屋外広告について学び、課題で関西電力送配電株式会社の地上用変圧器を広告媒体として活用するアイデアを集めて、同社に提案をしました。
本学ビジネスマネジメント学群の卒業生で、昨年から関西電力送配電株式会社に勤務し、新規事業開発を担当されている小畑春菜さんから「地上変圧器を広告媒体として活用するアイデアを学生から集められないか」という相談を西山准教授が受けました。
「広告ビジネス」の授業で、広告媒体情報を専門とするメディア「アドクロ」(https://bizpa.net/)の編集長の株式会社ビズパに勤務されている加藤誠也様に屋外広告の特性と活用方法に関する講演を予定していたこともあり、本授業と連携することとなりました。
受講者は加藤様の講演から屋外広告の様々な事例やアイデアを学び、そこから課題に取り組みました。
地上変圧器は車道と歩道の間に設置されている直方体の機器ですが、受講者には各自具体的な企業や商材を想定して、どのような広告を掲出するのかに関するアイデアを提出してもらいました。
表現の面白さはもちろん、地上変圧器の立地や形状に着目した企画など、学生ならではの斬新なアイデアも複数提出されていました。340人が提出した企画案から、小畑さんが選出した3案を授業で紹介しました。
屋外広告の多様な活用方法を学び、そこから学んだ知見を、実際の広告媒体を開発している卒業生からオリエンテーションを受けて、企画を考えるという試みは、受講者にとっても非常に刺激的で、実践的な学びとなりました。

課題のオリエンテーションをする小畑さん

「広告ビジネス」の授業風景
ページの先頭へ