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加害者にも被害者にもならない~風営適正化法改正に伴う桜美林大学生に向けた特別セミナーを開催~

2025/07/03(木)

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7月2日(水)、警視庁生活安全部保安課と町田警察署から講師を招いて、風営適正化法改正に伴う桜美林大学生に向けた特別セミナーを開催しました。
本セミナーは、改正風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(風営法)が6月28日より施行されたことに伴い、学生が犯罪に巻き込まれる危険性を正しく理解し、自分と周りの友人を守る知識と心構えを身に付けることを目的に開催。この改正では、悪質ホストクラブ対策として、色恋営業の禁止やスカウトバックの禁止、無許可営業に対する罰則強化などが盛り込まれており、学生が被害者だけでなく、加害者にならないためにご講演いただきました。
セミナーはオンラインでも配信され、会場とあわせて約300人が参加しました。

警視庁保安課長の半田警視正

講師は警視庁保安課長の半田警視正、保安課査察担当管理官の吉田警視、保安課保安担当管理課の奥井警視の3人。大きく分けて以下3つについてご講演いただきました。
①悪質ホストクラブ・風営法改正の背景と実態
②学生が巻き込まれやすい違法アルバイト、犯罪事例
③オンラインカジノの違法性とリスク

キャッチ(客引き)やスカウト、マッチングアプリを利用したぼったくり飲食店への関与など実際に検挙された事例をあげながら、「ただのバイト」のつもりでもいつの間にか「共犯者」や「加害者」になってしまう行為を具体的に説明いただきました。またオンラインカジノは、日本からアクセスした場合は全て違法行為となること、またスマホから簡単にできてしまうが故に、金銭感覚が麻痺してしまう怖さや依存症へのリスクなどをお話いただき、「グレーゾーンとされるものには手を出さない、一切アクセスしない」と強くお伝えいただきました。

最後に町田警察署生活安全課長 関警視より町田警察署管内の現状等について説明がありました。町田市内で多く発生しているのは特殊詐欺であり、近年は20~30代の被害者が急増しているとのこと。また薬物事犯への取り締まりも急増しており、若者の間で非常に蔓延しているとの実態をお話いただき、被害者になるリスクは身近に大いにあると注意を促しました。

「違法アルバイトには絶対に関与しない」
「オンラインカジノ等の違法賭博サイトには一切アクセス・登録しない」
「違法行為や犯罪被害に巻き込まれた、または不安がある場合は、速やかに警察や信頼できる大人に相談する」
「違和感があればすぐにやめる、相談する勇気を持つ」

皆さんが被害者、加害者、傍観者にならぬよう、犯罪に巻き込まれることなく安心して学生生活が送れるよう願っています。

困ったことがありましたら、各キャンパス事務室窓口(学生支援課)や学生相談室、または「#9110」(警察相談専用電話)にご相談ください。

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