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子どもたちが世界の遊びと衣装に触れる〜桜美林草の根プロジェクト・横浜YMCA~

2023/09/11(月)

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エデュケーターの清水貴恵先生(写真中央後ろ)

8月8日(火)、桜美林学園と横浜YMCAが締結した包括的連携協定の取り組みの一環として「Global Day Trip!桜美林草の根国際理解教育支援プロジェクトによる世界の遊びと衣装の博物館へ行こう」が町田キャンパにて行われました。桜美林草の根国際理解教育支援プロジェクトが、横浜YMCAに所属する小学1年生から6年生の36人の子どもたちと引率者である外国人・日本人のリーダーたちを対象に「世界の遊びと衣装の出張博物館プログラム」を実施しました。

本プロフェクトのエデュケーターである清水貴恵先生と岩本貴永先生、そしてボランティア学生スタッフ8人が、会場に展示されている世界各地から収集されたこまやけん玉、すごろくやマンカラなどのボードゲーム、楽器、帽子などについて解説を行いました。参加した小学生たちは、皆で一緒になって実物資料と触れ合い、積極的にコミュニケーションをとりながら楽しい時間を過ごしました。

桜美林草の根国際理解教育支援プロジェクトでは、1997年から桜美林大学の地域貢献事業の一環として、桜美林大学内外で国際理解や多文化共生を促進する教育を支援するため、専門の教職員を中心にボランティアで参加する学生も一体となって活動しています。

同プロジェクトでは、3つの教育リソースである「ヒト」「モノ」「チエ・ワザ」を有しており、これらの特長を生かした教育活動を学校をはじめとした地域の教育現場に提供しています。具体的には以下の6種類のアウトリーチ教育プログラムの提供です。

  • 国際学生訪問ワークショッププログラム
  • 世界の実物体験ワークショッププログラム
  • 異文化協働体験ワークショッププログラム
  • 世界の遊びと衣装の出張博物館プログラム
  • 異文化発見キット貸出プログラム
  • 草の根オンラインワークショッププログラム

本プログラムの特徴は、誰でも自由にハンズ・オンの実物資料を通して異文化に触れられるという点にあります。そして、一人で静かに実物資料を観察したり、解説を読むのではなく、一緒にやってきた家族や友人、あるいは他の来場者が、草の根プロジェクトのスタッフと一緒に楽しむことができるという点も大きな特長です。会場では、さまざまな遊びを通じて異文化について親しむと同時に、そうしたプロセスを共有した他者との関わりに多くの気づきを見出すことできるようデザインした環境で子どもたちを迎えました。この日の体験や気づきが子どもたちの記憶に残り、一人ひとりの視野を広げるきっかけとなることを期待しています。

小学生たちと交流するムンフナサン ノミンさん(写真中央左)

学生スタッフとして参加したリベラルアーツ学群4年のムンフナサン ノミンさんは、「コロナ禍ではオンラインでの活動しかできなかったため、今回久しぶりに対面でイベントを実施することができました。また参加した子どもたちの笑顔を直接見ることができて、仲間たちと協力しながら楽しい1日にすることができました。私自身はモンゴル出身で、草の根プロジェクトの活動を通じで、他の国の遊び道具や楽器などを自分自身も体験し、学ぶことができたと思っています。また、自分自身が学んだことを子どもたちに伝えることで、知識が増え、異文化にも触れることができたと思っています。卒業後は、誰かの成長に関わりたいという夢があるので、これまでの経験・体験を今後につなげて、学んできたことをしっかり伝えていきたいと思います。」と話しました。

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