• HOME
  • ニュース
  • 2022年度
  • Social goodな新規事業を開発しよう~ファッションビジネス×サザビーリーグの取り組み~

Social goodな新規事業を開発しよう~ファッションビジネス×サザビーリーグの取り組み~

2023/02/02(木)

  • 大学
  • ビジネスマネジメント学群
  • 教育・研究
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

1月21日(土)、新宿キャンパスのセンテナリオホールで、馬塲正実准教授の専攻演習の企業研究最終審査会が行われました。今年度は、ブランドの構成要素や構築の方法と手順、消費者からの認知などについて株式会社サザビーリーグ(以下、サザビーリーグ)を例に研究を行い、個別企業及びブランドの抱える課題を解決するための新たな策を提案するもの。今回の課題は、「サザビーリーグのスピリットである『It's a beautiful day.』を体現する、Social goodな新規事業を開発しよう」。また今年度の馬塲ゼミは、千葉商科大学サービス創造学部の安藤ゼミとのインゼミ形式で進められました。

当日は、サザビーリーグから社長室 経営企画部 広報・サステナビリティ推進課の小菅裕子さんをはじめ、さまざまな業界から7人が審査員として参加し、学生のアイデアを評価しました。

「なりたい自分になれる!」というメッセージを込めて、何色にでも染まれる白をドレスコードに設定したグループ。

9月28日(水)にはサザビーリーグから小菅さんが来校し、同社の企業理念や展開している事業、企業が大切にしていることについてなどを学生に説明。学生たちはいただいた情報や調べたことをもとに、サザビーリーグの課題を考え、解決するための新規事業を立案しました。

最終プレゼンテーションでは、衣食住のブランドを展開するサザビーリーグの強みを活かした、屋上に農園のあるマンションの提案や出張サービスの提案、衣食住の枠を超える施策として提案された個室ジムの開業、Z世代をターゲットに取り込むための「憧れ」をキーワードとした店舗の開設、人をつなぐアプリの開発など、多種多様な新規事業が発表されました。
また学生たちは、自分のチームの提案内容に合わせてドレスコードを設定。当日はグループ内で合わせた服装で、今日のコーディネートのコンセプトを紹介するなど、ファッションビジネスの授業を体現していました。

審査員からは、温かい感想の声と事業実現に向けたアドバイスがありました。「どの提案もわくわくするものばかりで、Z世代の皆さんの視点、洞察力に驚いた」「ロジックの立て方が素晴らしかった。実際に新規事業を提案するときは、やりたいことの中でも範囲を狭めて内容をさらに深めることも必要」「Z世代をターゲットにする企業は多いが、Z世代以上の年齢層が攻略法を考えることは中々難しい。皆さんが社会人になったとき、今回の研究で行ってきたことを是非役立てて活躍してほしい」などと評価をいただきました。

馬塲准教授は「今回の授業では、マーケティングの手法を使って、企業様が思いつかないようなアイデアを提案することが目標。自分たちの思いついたアイデアを根拠のある提案にすることを経験し、マーケティングの仕方を学ぶことができたのではないか。ここからさらに成長してくれたら嬉しい」と笑顔をみせました。
馬塲ゼミのゼミ長を務める天野颯大さん(3年)は「大学の授業で学んだことをアウトプットする貴重な機会だったと感じる。実在する企業様から課題をいただくことで、より活動がリアルなものに感じ、将来社会に出てからの働く姿を想像することができた。また今回はインゼミで行ったことで、アイデアの発想や資料の作り方、発表の仕方など、学内では体験することのできない刺激を受け新たな学びにつながった」と話しました。

ページの先頭へ