「あいち観光まちづくりフォーラム」BM学生が予選会を通過!

2023/01/16(月)

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現地視察で訪れた犬山城

本学ビジネスマネジメント学群の渡邉ゼミに所属する学生グループが、愛知県が主催する「観光まちづくりアワード」に応募し、応募総数40件の中から予選会を通過しました。選ばれた5グループは、1月に行われる最終審査に挑みます。

今年度の募集テーマは「あいち楽しみを発掘しよう!~食・泊・遊~」。愛知県は観光ビジョンで目指すべき姿として「あいち『ツウ』リズムを推進し、独自の強みを発揮する観光県」をあげていることから、学生たちは愛知の『ツウ』の魅力を発信する「旅育で育む好奇心 ~あいちで愛旅(マナたび)~」を提案しました。
当初は、既存のツアーには男性をターゲットにした男子旅が少ない点に着目し、男性が楽しめる場所を巡るツアーを企画。しかし視察でトヨタ産業技術記念館を訪れた際に、子どもを連れた“お父さん”が多かったことが印象に残り、親子で楽しめるツアーに軌道修正しました。親子向けのツアーについて調べるうちに、家族旅行には、「旅育」(旅先で得られる経験を通じて多くのことを学び、子どもの心や人間性の成長を促すこと)という、世界観が広がったり、コミュニケーション能力が身に付いたり、好奇心や学習意欲が向上する等の効果があることを知り、「旅育」をこのツアーのキーワードにしました。
愛知のツウとして例に挙げられている、のりもの、武将・城郭、自然体験等などの県内の観光資源は、さまざまな分野について知識を身につけることができる観光地であると考え、学びを取り入れた「旅育」コースを企画。コロナ禍により機会が失われてしまった校外学習をこのツアーに組み込むことで、学びの提供を目的としました。体験しながら学び、旅行としても子どもから大人までが楽しめるツアーを目指します。

リーダーの秋山奈津美さんは「旅育をキーワードにしたことがこの企画の魅力の1つ。2026年に名古屋市で開催されるアジアパラ競技大会、2027年頃を目途とされているリニア開通などの特別な機会を有効活用し、地域活性化に貢献できるよう、ツアーに参加することで得られる“体験”について、さらに内容を詰めていきたい」と話しました。
近藤舞香さん、豊田優衣さんは「大学生のうちに取り組む最後のプロジェクト。6月から多くの時間をかけてきたので、納得のいく形で終われるよう頑張りたい」と話し、鈴木夏葉さんは「どんなにツアーの内容が良くても、プレゼンの仕方で相手に伝わるかが決まると思う。最後までプレゼンの練習もしっかり行っていきたい」と意気込みを語りました。

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