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新競技「Baseball5」日本代表決定戦に若松健太准教授のチームが出場、見事3位に!!

2022/07/21(木)

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7月16日(土)と17日(日)に行われた「第1回 Baseball5 日本代表決定戦」に、健康福祉学群 若松健太准教授が監督を務めるチームが出場しました。このチームには、本学ソフトボール部所属の大森康平さん(健康福祉学群・4年)、同部所属の唐木恵惟子さん(リベラルアーツ学群・3年)、本学卒業生の島拓也さん(健康福祉学群 2016年度卒業)、奥村元貴さん(健康福祉学群 2022年度卒業)が所属。事前に行われた動画審査を通過した8チームで予選会が行われました。
「Baseball5」は、2017年に世界野球ソフトボール連盟(WBSC)より野球・ソフトボール振興の一環としてつくられた新アーバンスポーツ。1チーム5人制(公式国際大会では男女混合)で行われ、必要な道具はボール1つ。野球の設備や道具が不足している地域でも取り入れやすいことや、自分で上げたボールを手で打つなど幅広い人が参加しやすいルールにより、急速に世界へ普及されています。若松准教授はBaseball5を用いて、野球の普及や障がい者スポーツの普及、幅広い方の健康づくりに寄与する活動を行っています。

16日(土)に明治神宮外苑室内球技場で2グループに分かれて予選が行われ、当チームはグループ2位で通過し、翌日に新宿住友ビル三角広場で開催された決勝ラウンドに進出しました。
決勝ラウンドは、子どもから大人まで幅広い年齢の来場者で賑わいをみせ、新アーバンスポーツ「Baseball5」の初の日本代表チームの誕生を見守りました。ルールは比較的にシンプルでありながら、狭いコートの中で繰り広げられる無駄のない俊敏な動きや、各チームが展開する戦略、また試合展開の速さが観る人を魅了しました。
準決勝は延長戦の末、惜しくも敗退。3位決勝戦では、再度延長戦にもつれたものの勝利をつかみました。

出場した大森さんは「日本代表を決める試合という注目されている中で試合ができ、味わったことのない緊張感を感じた。出場できたことは光栄だったし、とても楽しかった。卒業後もまた日本一を狙えるように、Baseball5に関わっていきたい」と話しました。

唐木さんは「強豪チームが集まり厳しい戦いになることは予想できていたが、その中でみんなで楽しんでできたのはよかったと思う。バッティングが課題であると感じたため、ピンチやチャンスに打ち勝てるよう今後も挑戦していきたい。また大学の授業では国際協力を専攻しているので、Baseball5という発展途上国の人でもできるスポーツの普及活動にも力を入れたい」と今後の意気込みを語ってくれました。

(左から)唐木恵惟子さん、若松健太准教授、大森康平さん

若松准教授は、決勝戦出場という目標は達成できたと評価するものの、今回はあくまで通過点とし、「全く経験したことのない新しいスポーツの日本代表を決める舞台に出場できたことは、とても貴重な経験となった。課題として出たものは、今後のチームの練習だけでなく、来年度から始まるBaseball5の授業内でも参考にしていこうと思う。男女混合でチームを組むことや、幅広い年齢の人がプレーできること、障がいの有無に関わらず楽しめることなど、Baseball5の魅力を発信するとともに、学生たちのスポーツの普及活動の題材としても、Baseball5を取り入れていきたい」と話しました。

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