2022年1月に稼働した首都圏初となる乾式メタン発酵施設(バイオガス化施設)である町田バイオエネルギーセンターは、4/23(日)に同施設で初めてとなるイベントを実施しました。
今回実施されたイベントは、ごみの有効利用で持続可能な社会を目指すことを目的とし、ごみを減らす、活かす、資源にかえる活動(Reduce、Reuse、Recycle:3R)を、親子向けに企画されたイベントを通じて広く理解してもらうために行われました。
イベント実施にあたり、町田市は本学健康福祉学群保育専修金井玲奈助教に今回実施するイベントの企画・運営への協力を依頼。学内にて協力してもらえる学生を募ったのところ、20人を超える学生から応募があり、2022年1月下旬から準備を進めてきました。
学生たちは、エコを意識した素材を求めて近隣にある竹林を訪れたり、幼稚園や保育所などにフリーマーケットのチラシ配布をお願いするなど、準備段階から主体的に活動に取り組んできました。
イベント当日は、学生たちが企画立案した以下の企画を実施。約210人の方が来場し、学生たちや同施設の方たちと交流を持ち、3Rについて楽しく学んでいました。
謎解き!施設見学スタンプラリー | 町田市バイオエネルギーセンターを見学しながら、ごみ処理施設とごみを資源化するための仕組みを楽しみながら理解できるように、ところどころに3Rにちなんだ謎解きクイズを用意し、スタンプラリーを実施しました。 |
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体験型ゲーム | 近隣の農園で伐採された竹を使用したゲーム(ボウリングや竹積みゲーム)やごみ分別釣りゲームを企画。リサイクルを意識したゲームを行いました。 |
フリーマーケット | 近隣の幼稚園にご協力いただき、乳幼児の服や絵本などを回収、提供していただき、大切な思い出が詰まっている衣服などを次の方に繋ぎ、リユースしていただきました。 |
今回のイベントの企画・運営の取りまとめ役を担当したリベラルアーツ学群4年の石川和惟人さんは、「新型コロナウイルスの影響で、対面でなにかをするという機会が少なくなってしまった時期だったので、何か活動をした思い出を残したいという気持ちで今回のイベントへの参加を決めました。取りまとめ役として、学生たちや企業の方々との情報共有を特に意識し、スピード感を持って取り組みました。イベント準備には、最後の最後まで苦労しましたが、イベントに参加してくれた子どもたちが真剣な表情でごみの分別やスタンプラリーに取り組んでいる様子を目の当たりにし、達成感を感じました。今後のイベント実施についても、よりパワーアップさせた内容で実施できるようみんなで話し合っていきたいと思います。」と語りました。
スタンプラリー
竹を使った積み上げゲーム
ゴミ分別ゲーム
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