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日加フォーラム "Youth During and After the Pandemic: A Proposal for the New Normal"

2021/03/23(火)

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オンラインレクチャーの様子

日加フォーラムは、日本・カナダ両国の大学で構成される「日加コンソーシアム」加盟大学に在籍している学生の相互交流促進を目的に、「日加戦略的留学生交流促進プログラム」の一環として毎年開催されています。

今年度は、2021年2月14日(日)~2月19日(金)の1週間、オンラインで開催され、日本・カナダから各12名の計24名が参加し、本学からは2名の代表学生が参加しました。
「Youth During and After the Pandemic: A Proposal for the New Normal」をテーマに、コロナ禍における日本とカナダの「就職活動」や「授業」など、生活スタイルの変化について、英語でのレクチャーやグループワークを行いました。
最終日には、カナダの加盟大学主催の下、成果発表会が開催されました。多くの日加双方の加盟大学関係者も参加し、高円宮妃殿下のビデオメッセージや小林成信在カルガリー総領事からのご挨拶を賜り、各参加者の最終プレゼンテーションが披露されました。

本学から参加した学生2人の感想です。

◆ビジネスマネジメント学群3年 植田彩さん

私は、世界的なコロナウイルスの蔓延の影響を受け、米国のMemphis大学から、長期留学を諦め、途中帰国しました。入学前から交換留学の参加を希望しており、1年時から計画的に語学学習に取り組んでいたので、実際に現地の学生とグループワークやディスカッションベースのクラスが始まる直前に帰国する事になってしまい悔しい想いがありました。そんな中、「オンラインで出来る国際交流」という、同フォーラムに関する学内掲示を見て、応募しました。
私のグループは、「コロナ禍におけるカナダの大学が抱える問題」をトピックに、「寮や駐車場を利用する学生が激減するのに伴い、大学の資金が減り経営が難しくなっていること」や、「オンラインで現地で授業を受ける留学生の時差の問題」などを取り上げ、カナダの学生とディスカッションを行いました。また、私はフォーラム参加時は3年生で、目指していたフライトアテンダントがコロナ禍の影響で採用が減少していることを話しました。カナダの学生とのディスカッションを通して「英語を活かした仕事は、他にも沢山ある」という視点を持てるようになりました。現在は、物流業界・貿易事務という新しい業界での就職を目標に努力しています。
今年度は、オンラインでの開催となったフォーラムでしたが、私に変化をもたらした有意義な時間になりました。1週間、1カ月という、まとまった時間がとれるのも、学生ならではの特権だと思うので、後輩の皆さんにも、是非、オンライン国際交流・留学プログラムに参加して欲しいです。

◆リベラルアーツ学群1年 米本夢佳さん

2年次に留学に行きたいと思っていましたが、見通しが立たない中、「今できることに取り組みたい」と思い、同フォーラムへの参加を決めました。当初は、オンラインでの国際交流に全く興味を持っていませんでしたが、Zoomで顔を見ながらディスカッションをすることで、実際に会うことと大きな違いを感じることもなく、有意義な経験となりました。
学内選考から参加するまでの間は、主催大学からメールで送られてきた英文資料を読みました。分からない単語があれば、意味を調べながら準備をしました。
フォーラムが始まった後は、プレゼンテーションの準備やディスカッションを通して、スピーキング力を伸ばすことができました。また、フォーラムが終わった今も、InstagramなどのSNSを通して、現地の学生と交流しています。私の夢は、日本語・中国語・英語をネイティブレベルでマスターする事なので、この繋がりを活かして、語学力を向上させたいです。
私のように、「オンラインプログラムは意味があるのか」と感じる学生もいるかと思いますが、顔を出すだけでも、実際に会った感覚になれるので、ぜひ体験をしてみてほしいです。私には、いつか今回出会った仲間に会いに、カナダに行ってみたいという夢も出来ました。また、オンラインにはコストを安く抑えられるというメリットもあるので、躊躇せず、積極的に参加してみてほしいです。

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