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『漢語橋』世界大学生中国語コンテスト日本予選大会で本学学生が一等賞受賞

2020/07/22(水)

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技芸「快板」を披露するGC4年宮下大河さん

7月19日(日)に「2020年度第19回『漢語橋』世界大学生中国語コンテスト日本予選大会」がオンラインで開催されました。
この大会は日本華人教授会議が主催、日本孔子学院協議会が共催するもので、中国語のスピーチ、中国知識問題、技芸の3つの要素から競うコンテストです。
本学からは、グローバル・コミュニケーション学群中国語特別専修4年の宮下大河さんが出場し、一等賞を獲得しました。

幼少期に日本から中国に引っ越し、10歳まで暮らしていた宮下さんは、さらに学びを深めるために中国語を専攻。今年4年生となり、大学での学びの集大成としてこの大会に挑戦することを決めたそうです。
大会当日、宮下さんはPFCの教室から大会に参加。毎年開かれるこの大会はこれまでに宮下さんの先輩や友人、自身の兄が一等賞を受賞していたこともあり、当日はかなりのプレッシャーを感じ、朝から緊張が高まっていたそうです。

今回のスピーチテーマは「天下一家(世界は一つの家族)」。小学生の頃、中国語の同音異義語や発音に苦戦していた時に、周りの友人が支えてくれたことを思い出し、世界で新型コロナウイルスが猛威を振るっている今、世界は一つの家族であるという観点から、人種の壁を飛び越えてみんなで助け合い、今後に向けて歩んでいこうという内容を話しました。
中国知識問題では、四字熟語や中国の都市に関する問題が出題されました。当日までどのような問題が出題されるかが分からないため、過去問題を研究し、中国語の他、文化や歴史についても学び挑みました。
技芸では、大型のカスタネットのような中国の打楽器を叩きながら、そのリズムに合わせて早口言葉を話す「快板」に挑戦。通常は会場で実演するのですが、今年は事前に録画したものを当日流し審査されました。

今後、宮下さんは決勝大会に進出し、アジアのみならず欧米やアフリカ等を含めた世界中の学生が参加するコンテストに臨みます。今回の受賞後、宮下さんは、これまでに一等賞を受賞した兄や友人たちに追いつけた安心感が一番大きいと話しました。「将来は日本で中国語の教師になりたい。その前に兄たちを追い越すつもりで決勝大会に挑戦したい」宮下さんの挑戦は始まったばかりです。

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