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平和博教授がプレゼン~電子立国・エストニアから学ぶ社会システムの将来像~

2020/02/25(火)

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昨年11月27日(水)、「電子立国エストニア最新情報から考える『電子政府と未来社会』」と題して第2回電通総研セミナーが開催されました。
このセミナーの前半で3人のプレゼンテーションがあり、本学リベラルアーツ学群の平和博教授がパネリストの1人として「AIと民主主義」をテーマに話しました。
平教授は、私たちは「人間中心のAI社会」に向かっているのだろうか?と疑問を投げかけ、これまでに問題になった事例を挙げました。
2016年のアメリカ大統領選でのSNSユーザーデータの利用疑惑、AIを使ったフェイク動画、自動運転車による死亡事故など。
「AIやデジタルは社会を前進させる方向にも活用できるが、ネガティブな方向に影響を与える可能性もあり、未来への不安を持ち始めた人もいる。
「人間中心」ではなく、AI社会から人間が置き去りにされ始めてはいないか?」と問題を提起しました。
後半のディスカッションは、エストニアで電子政府化が進んだ土壌をエストニア経済通産省で情報社会のための戦略と政策の設計などを担当したラウル・アリキヴィ氏に質疑応答の形で進められました。
「情報リテラシーを誰が教えるのか?」や「2022年までに日本国民のほとんどがマイナンバーカードを持つ社会にする」といった課題に、「新しいことに挑戦するためには、失敗するのが当たり前。大事なことは、失敗しても止めないこと」とアリキヴィ氏が答えました。
最後に、日本で電子政府化を進めるための3者の考えが示されました。

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