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夏休み前に注意喚起~「特殊詐欺防止セミナー」が行われました

2019/07/22(月)

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7月19日(金)、桜美林大学町田キャンパスで警視庁町田警察署の協力のもと、「特殊詐欺防止セミナー」が行われました。「O. A. C. U.」(桜美林大学体育文化団体連合会)に加盟する体育会、文化会合わせて38団体の部長、副部長や大学祭実行委員会の学生など約100人が参加。夏休みを前に、学生が高収入をうたう裏バイトなどの誘いにだまされ、犯罪に巻き込まれることを防止するために開催されました。

講師を務めた町田警察署の多田淳司さん

講師は、警視庁町田警察署生活安全課犯罪抑止対策本部係長の多田淳司さん。学生が「受け子」「出し子」として、犯罪に巻き込まれるケースが増えている「特殊詐欺」について注意喚起を行いました。「特殊詐欺」とは、「オレオレ詐欺」や「架空請求詐欺」などのこと。だましたお金を受け取りに行く役を「受け子」、だましとったキャッシュカードを使いATMでお金を引き出す役を「出し子」といいます。

多田さんは、今年の町田警察署の被害件数が現時点で約60件、被害額が約1億2000万円にのぼり、全国で2番目の多さだと説明。学生が「受け子」をして逮捕される再現VTRを公開し、昨年の10代~24歳までの「受け子」「出し子」の割合が70%以上だと話しました。

学生が巻き込まれる要因に、部活の先輩や同級生から「高額で良い仕事がある」と勧誘されて断れないケースが多いことから、「先輩などに誘われても、すぐに警察に相談すること」と、注意を呼びかけました。

学生からは、「受け子や出し子の懲役はどのくらいか」「最近の特殊詐欺の手口はどのようなものか」など積極的に質問が出され、関心の高さがうかがわれました。セミナーに参加した市川洸さん(リベラルアーツ学群2年)は、「大学祭実行委員会に所属しています。今日聞いた話を参考に、仲間にもアドバイスしたい」と話しました。

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