• HOME
  • ニュース
  • 2019年度
  • 中国やベトナム、ミャンマーなどの留学生が出場  7月10日(水)留学生スピーチコンテスト

中国やベトナム、ミャンマーなどの留学生が出場  7月10日(水)留学生スピーチコンテスト

2019/07/08(月)

  • 大学
  • グローバル・コミュニケーション学群
  • お知らせ
  • グローバル
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

7月10日(水)、「留学生スピーチコンテスト」が桜美林大学国際寮(第一)で開催されます。外国人留学生のための予備教育機関「桜美林大学日本言語文化学院(留学生別科)」主催。今回で18回目となる恒例イベントで、別科生はもちろんのこと、学群生、交換留学生など桜美林大学の留学生全員に出場資格があります。今年は、中国や韓国、ベトナムやミャンマー、モンゴルの出身者16人がエントリー。各々が自分の日本語レベルに合わせ、「最近感動したこと」や「私の夢」、「伝統的な技術」、日本を知るきっかけになった「ウルトラマン」についてなどさまざまなテーマでスピーチします。

別科の初級Ⅱクラスでは、授業の一環として18人全員がスピーチ原稿を作成。クラス内で発表を行い、選抜された学生が出場します。選抜された学生は毎日の授業後、4人の先生に日替わりで日本語の発音やアクセント、話すスピードやパフォーマンスなどの指導を受け、準備に余念がありません。

セキ エイさんは、今年3月の来日以降、財布を3回紛失。電子決済が当たり前の中国で育ったセキさんには、財布を持つ習慣がないといいます。その経験を踏まえ、「日本の電子決済」について原稿を作成。スマートフォンに録音した先生の日本語スピーチを繰り返し聞いて、練習を積み重ねています。出身地・天津の漫才の魅力を伝えるのはマ メイセイさん。「日本語は難しいですが、天津の漫才の面白さをみんなに知ってもらいたいので、頑張ります」と意気込んでいます。

模擬スピーチの様子

当日は準備、内容、構成、発音・イントネーション、態度・マナー、パフォーマンスの6つの観点から審査が行われ、順位が決定します。しかし、このコンテストで大切なことは「成果ではなく過程」だと、総括を担当する石塚美枝先生は話します。「日本語を学ぶ留学生にとって、スピーチコンテストに向けて、日本語の表現を練っていくその過程に意味があります。内容自体も多岐に渡っていて面白く、私自身も毎年発見があります。留学生だけでなく、日本人学生にも足を運んでもらい、留学生たちが日頃どんなことを考えて生活しているのか、知る機会にして欲しい」と石塚先生。

どなたでも聴講できるイベントです。お気軽に足をお運び下さい。

日時7月10日(水)13:30~
会場桜美林大学国際寮(第一)2階ホール
入場料無料
申し込み不要

ページの先頭へ