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留学先での新鮮な疑問を学びへ~GOプログラムの参加学生が合同ポスターセッション

2019/02/04(月)

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桜美林大学では、多種多様な留学プログラムを実施しています。「グローバルアウトリーチ(GO)プログラム」は、語学学習とコミュニティアウトリーチ(ボランティア活動など)を通し、多様な世界を知ることを目的とした1学期間の海外留学プログラム。リベラルアーツ(以下、LA)学群、ビジネスマネジメント学群、芸術文化(以下、芸文)学群の学生を対象に、学群専用のプログラムを用意しています。

1月30日(水)、2018年度秋学期のGOプログラムに参加したLA1年生30人と芸文3年生5人が、合同事後学習の一環としてポスターセッションを行いました。留学先で感じた新鮮で熱意ある疑問を学びにつなげることを目的に、今年初めて実施された形式の事後学習です。参加学生は、アメリカやイギリス、カナダやオーストラリアなど5ヵ国約15校にそれぞれが留学後、「事後学習準備シート」に基づいて、留学中の印象に残った事柄を振り返り、個人の研究テーマを導き出しました。

当日は似たテーマを持つ学生4~5人が集まり、8つのグループごとにディスカッション。グループには、留学経験者の先輩がファシリテーターとして参加。1年生の意見を引き出し、議論をより深める手助けを行い、「シリア内戦の背景」「価値観の違い」「Esperanto(中立公平で学びやすい国際共通語)」「ホームレス」など多岐に渡る問題について提言するポスターが完成しました。

ポスターセッションは、説明班と見学班の2つに分かれ、充実したディスカッションができるように時間配分。教員や国際センターの職員も見学し、活発な質疑応答が行われました。

「なぜ外国の人は日本人と違ってフレンドリーな人が多いのか」「なぜ同じお店でも国が違うだけで混み方に差が出るのだろうか」などの個人テーマを持ち寄ったグループは、ディスカッションを重ねる中で「日本人は人の目を気にしている」という1つの共通認識を持ちます。その要因を「日本の集団教育」にあると考え、「(日本の)集団教育のあり方を変える」をテーマに発表しました。質疑応答では、「なぜ、集団教育ではない国があるのか」という鋭い質問を受けたメンバーたち。佐藤七菜子さん(LA1年)は、「今回の疑問と向き合いながら、英語教員を目指して勉強していこうと思います」と話しました。

LA学群長の堀潔教授は「自身の体験に基づいた発表が印象的でした。LA生は1年生で良い経験をしたと思います。今後の学びに役立てて欲しい」と講評を述べました。芸文国際交流委員長の横山正子教授は「皆さんが、日本と海外との違いをポジティブに捉えているようで良かったです。芸文生は2年生以上が対象で、LA生と目的は違いますが、一緒に学ぶことで成長する姿がうかがえました」と振り返りました。

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