大学祭で金子ゼミが企画展「What’s Hands-on?」を開催しました

2018/10/31(水)

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左奥から東田結希さん、長津日向子さん、手前は椎橋郁実さん

10月27.28日に行われた桜美林大学大学祭で、リベラルアーツ学群の金子ゼミ(博物館学専攻)が「What’s Hands-on?」と題し、博物館で実際に触って感じて学ぶ「ハンズオン」という展示方法について企画展を行いました。

金子ゼミとして大学祭に出展するのは今年で3回目。「一昨年、ゼミ生たちが大学祭で展示したいと提案したことが始まりです。それ以降、ゼミの先輩から後輩へと引き継がれています。現在、大学祭でゼミ活動の成果を発表している展示がほとんどないので、重要な取り組みとして出来る限りサポートしています」と金子淳准教授。今回は、代表・総括の長津日向子さんと東田結希さんを中心に、14人のゼミ生が展示コーナー担当と体験ブース担当に分かれ、6月頃から準備を始めました。

判じ絵を使ってクイズを考える来場者

一つひとつの説明文をパネルに入れ、博物館さながらの展示方法を用いて、博物館の基礎知識や「ハンズオン」について解説する展示コーナー。実際に触って感じてもらう体験ブースには、型紙に沿って切り抜き家紋を作る紙切り遊び「紋切り型」、描かれた絵があらわす音の並びを使うクイズ「判じ絵」、水の入ったペットボトルで動物の重さを体験する「動物の重さ比べ」を用意。異なるタイプの3つの体験は、文献などをもとに学生たちが考案したもので、夏にゼミ見学会で訪れた「日本科学未来館」のハンズオン展示も大変参考になったようです。

実際に、「紋切り型」を体験した高校生は「普段できない体験ができて、楽しかった」と話しました。「博物館というと堅い、難しいと思われがちですが、博物館の魅力や面白さを伝えたいと思い、ハンズオンをテーマにしました」と、長津さんと東田さんは口を揃えます。金子准教授は「今回の企画展を通して、学生たちは自発的に考え主体的に行動することの意義を肌で感じ取ったようでした。ゼミとしてのまとまりも出てきて、学生たちにとって大変良い機会になったと思います」と振り返りました。

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