キサイサ選手、日本インカレで二冠の快挙!

2018/09/10(月)

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優勝者インタビューを受けるキサイサ選手

天皇賜盃第87回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)が9月6日(木)~9日(日)の日程で等々力陸上競技場で行われました。

本学の陸上競技部からレダマ キサイサ選手(グローバル・コミュニケーション学群3年)が10000mと5000mの二種目に出場し、見事、二冠に輝きました。

5000mの記録:13分49秒80
10000mの記録:28分28秒48

10000mのレース中盤、先頭集団が絞られる

6日(木)に行われた10000mでは、最初の大きな先頭集団が序盤で3選手に絞られ、5000m過ぎにはキサイサ選手と日本大学の選手との一騎打ちに。
キサイサ選手がペースアップし、周回遅れの選手を抜いて独走。2位以下を大きく離しゴールしました。

レース後、キサイサ選手にペースアップするタイミングを予測していたのか聞いたところ、「ペースが遅いと感じて、自分のペースで走ったら、みんながずっと後ろになりました(他の選手が追走できなかった)」と余裕の表情でした。

昨年は惜しくも出場を逃した10000mで優勝できて、普段は控えめなキサイサ選手が応援席に手を振って、喜びを表していました。

8日(土)に行われた5000mでは、最初の1000mはスローペースの展開で、キサイサ選手は集団のアウトサイドに付いて他の有力選手の出方を窺っている様子。
2000m手前で一気にペースアップし、飛び出したキサイサ選手に付ける選手は数人に。
残り三周で更にペースアップしたキサイサ選手が単独トップのままゴールしました。
この5000mでは、昨年に続く二連覇です。

ゴール直後は、ひざに手をつき、珍しく疲れた様子を見せたキサイサ選手でしたが、表彰式では達成感に満ち溢れた笑顔を見せてくれました。

5000mで集団のトップに出る

5000m表彰式

「次はいよいよ箱根駅伝の予選会ですね」と問いかけると、「(個人の)目標は61分(注1)。チームの目標は11位(以内)(注2)です」と話しました。
昨年、箱根駅伝の学生連合チームで3区を走った田部選手に並走して給水係の大役を務めたキサイサ選手。日本インカレで見せた風が吹いたような軽やかな走りが箱根路で見られることが期待されます。
10月13日(土)に立川で行われる予選会の応援をよろしくお願いします。

注1:ハーフマラソン(21.0975km)のタイムを競う
注2:第95回記念大会のため例年より2枠増

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