リベラルアーツ・プレゼンテーション・コンテスト開催

2017/12/21(木)

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リベラルアーツ学群主催のリベラルアーツ・プレゼンテーション・コンテスト(リベコン)が12月16日(土)、町田キャンパスの理化学館で開催されました。

リベコンは、リベラルアーツ学群の学生なら誰でも参加可能。ゼミ以外の学生にも広く門戸を拡げ、友達同士やサークルでの参加もできるようになっています。テーマはリベラルアーツ学群の専攻分野に関するものであれば何でも構わないというリベラルなもので、学生が自分の専攻にとらわれずに主体的に調査してプレゼンテーションを行います。プレゼンは学内外の審査員により審査され、情報収集力・論理性・着眼点に加えて、審査員からの質問に対する対応力も審査対象とされます。

第2回目となる今回は、日本語部門9チームに加え、初めて設けられた英語部門に7チーム、合計16チームが出場しました。ゼミやVIBEプログラム(留学プログラム)参加者、友達で同士などの様々なチームから、バラエティーに富んだプレゼンテーションが繰り広げられ、聴衆の関心を惹きました。

日本語部門で金賞を受賞したのは、コミュニケーション学専攻の学生2人と文化人類学専攻の学生1人によるHAHAチーム。これから社会に出る身として若者の目的意識の低さに疑問を持ち、「日韓越の女子学生のキャリア意識〜ミックス法を使った国際比較〜」をテーマとしました。10月から準備をはじめたというこのチームは、日本人だけでなく、ベトナム人留学生と韓国時留学生を対象に調査を実施。学生たちは、プレゼンの準備を通して自分の考え方が他国とどれだけ違うのか、そして日本の良さに改めて気づくことができたと話しました。

リベラルアーツらしい主体的な学びの場として、リベコンは来年度も開催されます。

英語部門のテーマ一覧(発表順)
①「Be a citizen」
②「『サロメ』における、作者オスカーワイルドがサロメに求めたもの」
③「why does Kotobuki need community」
④「カンボジアプロジェクト活動報告」
⑤「日本の初・中等教育における英語教育義務化の是非を問う」
⑥「FOLLOW UP VOLUNTEER」
⑦「大学生意識の国際比較」

日本語部門のテーマ一覧(発表順)
⑧「消費税について」
⑨「日本人から見たフィリピン人像を壊そう」
⑩「使命感だけでは難しい介護福祉の現場からレポート」
⑪「沖縄について」
⑫「フィンテックの未来」
⑬「団地(山崎団地)再生に取り組む地域活動の市民たちのルポ」
⑭「日韓越の女子学生のキャリア意識〜ミックス法を使った国際比較〜」
⑮「中国留学生の日本観、日本学生の中国観」
⑯「出稼ぎ外国人の「言葉の壁」をサポートする—町田国際交流センターの活動を追って」

プレゼンを真剣に聴く審査員

英語での質問に英語で受け答えをする発表者

プレゼン終了後の厳選な審査

努力賞を受賞した沖縄国際大学からの国内留学生によるチーム

英語部門優勝チームと矢野文彦学群長

日本語部門優勝チームと矢野文彦学群長

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