本学卒業生の山本卓卓さん 第66回岸田國士戯曲賞受賞

2022/03/01(火)

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山本卓卓さん(写真撮影:雨宮透貴)

2022年2月28日(月)、第66回岸田國士戯曲賞(白水社主催)の選考会が東京都千代田区にある學士會館で行われ、選考の結果、本学総合文化学群演劇専修(現芸術文化学群演劇・ダンス専修)の卒業生、山本卓卓(すぐる)さんの「バナナの花は食べられる」が受賞しました。

岸田國士戯曲賞は、劇作家・岸田國士の遺志を顕彰すべく、株式会社白水社が主催する戯曲賞で、演劇界に新たなる新風を吹き込む新人劇作家の奨励と育成を目的に1955年に設置され、新人劇作家の登竜門とされることから「演劇界の芥川賞」とも称されています。

山本さんは、在学中の2007年に劇団「範宙遊泳」を立ち上げ、卒業後は国内外問わず、劇作家、演出家として活動を行っており、2015年の「うまれてないからまだしねない」、2018年の「その夜と友達」に続き、今回3度目の最終候補作品に選出されており、本学の卒業生では、2012年に受賞した藤田貴大さん、2020年に受賞した市原佐都子さんに続き3人目の岸田國士戯曲賞の受賞となりました。

山本卓卓さん 受賞コメント

僕は積極的で優秀な生徒というわけではなかったように思いますが、それでも図書室にある演劇の本を読み漁り、映像資料もたくさん借りていました。そこにあるのは宝です。ぜひ活用してみてください。

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