舞台芸術で地域に笑顔を「合唱寸劇 水戸黄門」上演

2021/11/22(月)

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11月21日(日)、木曽山崎コミュニティーセンターで「合唱寸劇 水戸黄門」の公演が行われました。この公演は、2005年から町田・相模原市内の福祉施設を中心に行われている、芸術文化学群の学生主体による演劇アウトリーチ活動です。普段舞台芸術に触れる機会の少ない方々に、芸術を身近に感じ楽しむきっかけ作りや、芸術を通した地域交流の創出を目的としています。現在に至るまで15年以上の歴史があり、代々学生の間で受け継がれてきました。テレビドラマで幅広い年代に親しまれている「水戸黄門」テーマに、ダンス・合唱・殺陣(たて)で構成したエンターテイメント作品で、観客と一緒に歌ったり、台詞を言ってもらうといったシーンを取り入れ、観客参加型の作品作りを目指しています。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で公演が全て中止、今年度も11月になり、ようやく東京ひなたやまキャンパスに隣接する町田木曽住宅・町田山崎団地の皆さまに向けた公演が実現しました。

今回は午前と午後の2回の公演を実施。両公演とも用意した席が足りなくなるほどの多くの方々に集まっていただきました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一緒に歌うといった演出はできませんでしたが、歌に合わせて一緒に振付をするなど、演者と観客が一体となった公演となりました。
来場者からは「楽しかった」という感想のほか、「地域に芸術を届ける活動は素晴らしい。これからもこの地に根ざした活動を応援しています」「新しいホールで色々な物を鑑賞できるのが今から楽しみ」「是非定期的に行ってほしい」という感想が寄せられました。また、午後の公演を鑑賞した町田山崎団地自治会の露木真琴事務局長は、「非常に楽しい公演だった。東京ひなたやまキャンパスが開設されてから、学生さんたちには既に様々な活動に参加してもらっている。今後も商店街の空きスペースなども学生さんたちに活用してもらうなど、共に活性化につなげていければ」と東京ひなたやまキャンパスのこれからの活動に期待を寄せました。

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