世界の保育を体験的に学ぼう 保育専修の取り組み

2021/12/22(水)

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健康福祉学群保育専修では、同学群が掲げる「グローバルな視野を持つ人材」育成の一環として、世界の保育を体験的に学ぶ機会として海外の大学との交流プログラムや海外で幼児教育に携わる方に授業に参加していただくなど、オンラインを活用した独自の取り組みを行いました。

今回、保育専修では、本学の特色でもあり、受験生や在校生からの要望が高くなっているグローバルな視点での教育活動を行うことにより、国内のみならず海外やインターナショナルスクールなどでの幼児教育も視野に入れている学生たちに対しても興味関心のある多様な幼児教育について学ぶ機会を設けました。

日本の絵本や手遊び歌を紹介

2021年7月にSingapore University of Social Sciences(以下、SUSS)の大学生とオンラインでつながり、「保育」という共通の話題について、2日間の交流プログラムを実施しました。

当日は、同大学生と本学学生による保育に関するワークショップや本学教員から日本の保育制度や保育現場の紹介などを行い、日本とシンガポールにおける保育制度の比較や保育の本質などについて、学生たちが学び、考え、理解を深めていく機会となりました。

ニュージーランドの保育指針「テ・ファーリキ」概要

2021年10月には、現在ニュージーランドにて幼児教育に携わっているゲストスピーカー・谷島直樹氏をお迎えし、ニュージーランドの保育指針であるテ・ファーリキについて講義をしていただきました。

当日は、ニュージーランドからオンラインで授業を行っていただき、まずはニュージーランドの土地や文化についてご紹介いただきました。その後、学生たちは、テ・ファーリキにおける保育で大切にされていることを学び、谷島氏が撮影した現地の子どもたちが遊ぶ姿や谷島氏とのやり取りの動画を見ながら、子どもたちが遊びを通じてなにを考え、学んでいるのかを読み取り、分析するワークショップを行いました。

今後も保育専修では、体験的に学ぶ機会を多く含む4年間の大学教育をとおして、保育者として的確なサポートのできる視野の広さと専門性を身に付けるとともに、社会福祉・精神保健福祉・健康科学などの隣接領域を幅広く学ぶことを通じて、多様な観点から子ども一人ひとりの最善を考え、自らの保育実践を振り返る力をもつ保育者の養成を行っていきます。

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