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大学周辺地域との交流を深める~町田木曽住宅・山崎団地の地域イベントに学生団体が参加~

2021/10/29(金)

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10月17日(日)から24日(日)にかけて、町田市木曽山崎コミュニティーセンターと町田木曽会館でイベントが開催され、本学芸術文化学群の学生らが活動に参加しました。
23日(土)町田市木曽山崎コミュニティーセンターで行われたのは、町田市忠生第2高齢者支援センターが主催する、にこにこ健康フェスティバル2021。市民に介護予防への関心を高めてもらい、また地域住民の交流の場を提供することを目的に開催されました。本学の学生は運営の手伝い、創作衣装の展示、ステージ出演を行いました。
17日(日)から2週にわたって開催された、東京都住宅供給公社(JKK)主催の町田木曽会館でのイベントでは、17日(日)に本学芸術文化学群の松岡邦忠ゼミによる器楽演奏会、23日(土)に落語研究部によるミニ寄席、24日(日)に芸術文化学群の林秀紀ゼミによる子ども向けワークショップ(工作と遊び)が行われました。

にこにこ健康フェスティバル2021

にこにこ健康フェスティバル2021には、本学から4団体が参加しました。運営の補助を行ったのは、社会福祉ボランティア部の学生10人。部長の鈴木麻子さん(健康福祉学群・3年)は、「(コロナ禍の影響で)部員複数名で参加させていただくボランティアは久しぶり。現場で起きていることに対し、気を働かせ、自ら行動を起こす難しさを実感しています。後輩たちが楽しそうに参加者と話しているのを見ることができ、部長としてとても嬉しいです。もっと皆さんに気軽にボランティアに参加してもらいたいので、今後は、ボランティアに対するハードルを少しでも下げられるような活動をしていきたいです」と笑顔で話しました。

創作衣装の展示を行ったのは、芸術文化学群の学生を中心に活動しているサークルFRACTAL。大正から令和にかけて、時代を表す洋服を制作し展示しました。訪れたイベント参加者から「懐かしい」との声が上がり、学生たちは当時の様子を聞くことで、今後の制作活動へのヒントを得ました。

ステージ発表に出演したのは、フラダンス部と松岡邦忠ゼミ。フラダンス部は2曲を披露し、会場を南国の雰囲気で包みました。松岡邦忠ゼミは、3曲を演奏。最後にアンコールをいただくほどの盛り上がりを見せました。

ゼミ生の土屋勇斗さん(芸術文化学群・4年)は「地域の方とコミュニケーションをとれる機会をいただけてとても嬉しい。授業や練習のモチベーションに繋がっています。音楽に関わる最後の年になるので、残りの期間は同期の仲間と演奏できることを楽しみたいです」と話しました。同じくゼミ生の齋藤茜さん(芸術文化学群・4年)は「私たちは東京ひなたやまキャンパスが本町田に移転して最初の代なので、地域との連携の先駆者として、1回1回の演奏を大切にしながら、後輩たちもまたイベントにお声掛け頂けるよう繋げていきたいです」と後輩たちを思いやる温かい気持ちで溢れていました。

町田木曽会館イベント

東京都住宅供給公社(JKK)は同公社が管理・運営を行っている町田木曽住宅にお住いの方を対象に、本学芸術文化学群の学生が中心となり、2週にわたってイベントを行いました。

17日(日)は、同学群音楽専修の松岡邦忠ゼミによる器楽演奏会では、耳なじみのある曲やクラシック作品の演奏が行われました。23日(土)は、落語研究部によるミニ寄席が開催され、地獄家独眼鉄さん(西山滋さん・リベラルアーツ学群3年)が「松山鏡」と「雛鍔」の2席を上演しました。1人で複数の人物を演じ分け、その豊かな表情と声色で、来場した20人以上の方を笑顔にしました。

24日(日)は、同学群ビジュアル・アーツ専修の林秀紀ゼミによる子供向けの工作ワークショップとおもちゃ遊び体験が行われ、2歳から12歳までの17人の子どもたちが参加しました。工作ワークショップでは、ゼミ生たちが用意した木片をやすり掛けし、木の素材を生かしたペンダントを制作。子どもたちだけではなく、一緒にいらした保護者の方たちも真剣な表情で制作に取り組んでいました。また、おもちゃ遊び体験では、学生たちがゼミ活動を通じて制作した子供向けおもちゃを使用し、実際に手に取って遊んでもらい、ゼミ生たちと交流を深めていました。

当日参加した林ゼミ・小川友里花さん(芸術文化学群・3年)は、「自分で制作したおもちゃを実際に子どもたちに遊んでもらったことにより、新しい発見や改良しないといけない課題を見つけることができました。木のペンダント作りについても、準備した木片がペンダント制作には難しい形があるなど、新しい気付きがあり、良い経験になりました」と語り、学生たちにとっても有意義なイベントとなりました。

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