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【公開講座】「人生、キャリア形成、そして、健康に生き抜く覚悟を」

2025/07/24(木)

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講義の目的

人生、100歳時代を迎えて、これまでは、「定年まで」と思っていた人生が意外に長くなり、健康を維持しつつ暮らすことも、以前よりは難しくなった。
定年延長も選択肢の一つではあるが、思い切って、今までとは違う、新たな人生も、可能である。
このときに当たり、互いに議論を重ねつつ。
「よき人生」を歩む道を、ともに、探そう。
これが、この講義の目的である。
諸君の前には、まだ、歩んだことのない道が洋々と広がっている。
人生を歩む友としての、相談相手。
これが、講義を担う私の立場である。
よき、友人として、歩むべき道を、ともに、考えてゆきたい。

講義の方法

テキストとして、池上惇『学習社会の創造』京大学術出版会、2020年を選んだ。
ここに示された編別の構成に従って講義を進める。

日時日程:9月23日(火)、30日(火)、10月7日(火)、14日(火)、21日(火)、28日(火)、
   11月4日(火)、11日(火)、18日(火)、25日(火)
時間:(講義)18:00~19:30
   (自由討論時間)19:30~20:00
会場(回により対面またはオンライン)
対面の回は右記
桜美林大学 新宿キャンパス
受講料/定員無料/なし
お申込み(9月8日(月)〆切) 申し込みはこちら 
使用テキスト池上惇『学習社会の創造—働きつつ学び貧困を克服する経済を』京都大学学術出版会

講師紹介

池上惇
1933年生まれ。今年92歳。京都大学名誉教授。著作多数。瑞宝中綬章、アカデミア賞を受賞。京都と岩手で一般社団法人による学校経営を実践。また、文化経済学という、文理融合型の学術を日本に導入したメンバーの一人。文化経済学とは、環境破壊や市民生活における社会的な格差が拡大し、環境保全と「社会的なつながりを回復すること」が多くの人々にとっての切実な願いとなってきた現代において、この切実な課題に応え得る学術。

講師からメッセージ

私は、この8月で、92歳です。文字通りの老骨ですが。歳をとりますと、若いころや、元気に、お勤めを果たしていたころと違い、年金生活の制約もあってか、はじめて、「希望よりも大事なものがある」と思うようになりました。それは、「日々の暮らし」の大事さです。いま、バスで、毎日、自宅から30分以上かかる「市民大学院」に通勤しています。この実行が、生き甲斐となって、日々、新たな変化や展開があります。妻も、同じ、年齢ですので、互いに、健康上は障害が出始め、苦労しながら、しかし、「今、生きている」ことを互いに大事にしております。

講義の内容

第1講 9月23日(火)
対面(新宿キャンパス)
序章 視線からの学習と「学びあい育ち合う」社会を目指して
第2講 9月30日(火)
オンライン(Zoom)
第1章 これからの学習社会—被災地でのあらたな活動
第3講 10月7日(火)
オンライン(Zoom)
第2章 学習社会の創造
第4講 10月14日(火)
オンライン(Zoom)
第3章 学習格差を克服するには
第5講 10月21日(火)
オンライン(Zoom)
第4章 二宮尊徳の学習理論
第6講 10月28日(火)
オンライン(Zoom)
第5章 推譲思想と尊徳仕法
第7講 11月4日(火)
オンライン(Zoom)
第6章 文化資本の経営を生み出す学習社会
第8講 11月11日(火)
オンライン(Zoom)
第7章 討論の広場
第9講 11月18日(火)
オンライン(Zoom)
第8章 人権と能動的な力量
第10講 11月25日(火) 対面(新宿キャンパス)おわりに-学習社会の創造=格差克服への道が目指すもの-ふるさと学校づくりを日本と世界に

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