シェイクスピア「ハムレット」上演～近代初期英語の発音を再現

この度、本学リベラルアーツ学群英語学・英文学専攻、ELP、LA学会英語研究会、LA学会現代・世界文学研究会の共催で、近代初期英語の発音で再現したシェイクスピア「ハムレット」を上演します。

演じるのは、英国ウェールズ出身のベン・クリスタルさん率いる劇団「The Shakespeare Ensemble」。ベンさんの父親は、著名な言語学者・デイヴィッド・クリスタルさん。父親の研究に基づき、シェイクスピア劇をエリザベス朝時代の発音で上演する活動を続けています。発音だけでなく、舞台の使い方なども当時を再現することにこだわり、演者と観客との距離の近さが特徴です。上智大学や明治大学、京都大学など日本各地で7公演を行うツアーの一環として、本学での上演も決まりました。

「実際に本物の舞台に触れることで、シェイクスピア作品のセリフの豊かな音の響きを味わって欲しい。シェイクスピアや英語がわからなくても、ダイナミックで即興性のある舞台にインパクトを受けると思います」と、大竹麻衣子准教授。

当日はベンさんによる講演や、身体や声を使ったワークショップも予定されています。