欧米人の「イルカ贔屓」への道 〜映画で観る動物愛護運動の発展〜

このレクチャーシリーズは、桜美林大学とスタンフォード大学との協定に基づく学術交流の一環として実施されています。
今回は、スタンフォード大学や、同大学が横浜のみなとみらいで運営する米加大学連盟日本研究センター(Inter-University Center for Japanese Language Studies)出身の著名な日本研究者であるジェイ・アラバスター氏をお招きして、動物愛護について講演いただきます。
要旨:
2009年のドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』は和歌山県太地町を舞台に、隠し撮り映像を使って地元のイルカ漁を痛烈に批判した「スリラードキュメンタリー」。
2010年にアカデミー賞を受賞した本作品を引き金に、人口3,000人の小さな漁村は国際的非難の的となった。
現在も続く太地町のイルカ漁に対する激しい批判には主に二つの流れがある。
一つは 「環境保護」(Environmentalism)であり、もう一つは「動物権利」(Animal Rights)。この二つは重なる部分もあるが、実はまったく異なる論理からなるものである。
『ザ・コーヴ』をはじめとする批判者は環境保護を掲げることもあるものの、ほとんどが動物愛護を背景とする。複数の主要欧米ドキュメンタリー作品を観ながら、欧米人の「イルカ特別扱い」思想の発展について話す。
講師:ジェイ・アラバスター
略歴:米国アリゾナ州出身、日本滞在歴20年のジャーナリスト、非常勤教員。
12歳の夏に家族旅行で初来日以来、日本に傾倒。高校時代に仙台、大学時代には九州に短期留学した。
プリンストン大学工学部卒業後、ゴールドマン・サックスやNTTドコモのソフトウェア開発者として勤務、その後報道の道に進む。
2005年にアメリカ・カナダ大学連合 日本研究センターを卒業後、AP通信、ウォール・ストリートジャーナルなどの日本支局記者として日本全国の取材をする中で太地町と出会う。町で繰り広げられるイルカ漁論争にのめり込み、2012年に太地町へ移住、関西大学大学院で町の歴史文化を研究した。
現在は同町に住みながら、アリゾナ州立大学博士課程で町と国際メディアの関係をテーマに研究のかたわら、依然として記者としても活躍。
日時 | 5月18日(金)16:20〜17:50 |
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場所 | 町田キャンパス 崇貞館6階 H会議室 |
使用言語 | 日本語 |
その他 | 桜美林大学 国際学研究科、グローバル・コミュニケーション学群 共催 |
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