千年に一度と言われる未曾有の東日本大震災に伴い、人災である東京電力福島第一原発事故が起きてから間もなく丸6年。この間、演者は福島を拠点にしたジャーナリズム活動の中で、様々な出来事を見て、体験し、あるいは考え、行動し、議論してきた。しかしその一方で、周辺化された人々、不可視化された状況への照射の不十分さを率直に認めなければならない。しかもその問題—避難、損害、被ばく、環境汚染、人権など—は、その様相を変えながらも、いまだに継続し、解決したとは言い難い。
そうした問題に、名もなき人々、ごくごく「普通の」「平凡な」市民が、今もなお、日々営む生活の場で、どのように立ち向かっているのか。何を見て、何を語っているのか。大手メディアや公式な書面には一切記録されない「もう一つの福島」の姿を紹介するとともに、棄民から起民(Upstanders)への動きとして捉え、世界最悪の原発事故に数えられることになった福島原発事故の深層を考える一助にしたい。
講師 | 藍原寛子 ジャーナリスト(元・福島民友新聞社記者) |
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日時 | 2017年1月18日(水) 17:30~19:00 |
場所 | 町田キャンパス太平館A303 |
参加費 | 無料 |
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