外交交渉は、外交的手段と軍事的手段とが適切に組み合わされた時に最も力を発揮する。国民を悲劇に巻き込んだアジア・太平洋戦争も勝利を収めた日清・日露戦争も、大国を相手として戦われた戦争であった。だが、緒戦で連戦連勝を収めた共通性はあるものの、アジア・太平洋戦争は、戦場での勝利を戦争の勝利に結びつけることができず本土を焦土と化してしまった。ではなぜ、日清・日露戦争は、アジア・太平洋戦争と異なり、勝利のうちに講和へとたどりつくことができたのか。また、日清・日露戦争が現代に与えるインプリケーションとは何か。両者を外交と軍事の関係から考えてみたい。なお、日露戦争に関しては、最近発見された「児玉源太郎関係文書」を利用して、日露戦争の作戦指導を主導した児玉源太郎の外交・軍事戦略観を詳述することとする。
講師 | 長南政義(戦史研究家) |
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日時 | 2017年1月16日(月)14:30~16:00 |
場所 | 町田キャンパス太平館A303 |
参加費 | 無料 |
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