人文領域/文学プログラム

文学プログラム

授業紹介

比較文学

「比較文学」の授業は、日本とイギリスの文学作品を比較文学的な観点から読むことで、各国文学の伝統の内側に留まらない影響関係や解釈の広がりについて考察します。19C末から20C前半の作家を取り上げることで、近代日本文学が西洋の文学から多大な影響を受けて発展した過程についても理解を深めます。講義と討論からなる授業は、各自が事前にまとめた解釈や分析を共有するなど、主体的で互いに刺激しあえる学びの場です。

専攻演習(ロアルド・ダールの世界)

このゼミでは、映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作者として有名なロアルド・ダールのThe Witchesを読んでいます。比較的平易な英語で書かれた物語を楽しんで英語力を向上させつつ、英語圏の文化についても学びます。毎回のグループワークで教え合いや意見交換を行うことで交流を深めています。秋学期にはゼミ論を書くことにより、自分でテーマを見つけ、調べ、形式を守ってまとめるという、研究の基礎も身につけます。

先輩たちからのメッセージ

文学×言語教育

僕がメジャーを文学にしたのは、昔から日本の小説やエッセイを読むのが好きだった上に、大学でロシア文学の授業を受けてその面白さに目覚め、様々な国の文学に触れたいと考えたからです。マイナーの言語教育は、国語の教員免許を取るために選びました。高校の担任だった国語の先生が文学に対する関心を高めてくれたので、そのような教員になるのが目標です。または、出版社など本に関わる仕事につきたいと考えています。文学を読んでいろいろな人の人生を知り、僕の世界は大きく広がりました。みなさんにもぜひそのような体験をしてほしいと思います。

菊池 臣悟
メジャー:文学 マイナー:言語教育

文学×環境学

私は幼いころから小説を、高校では演劇部に所属し演劇の脚本をよく好んで読んでいたため、メジャーで文学を選び日本文学を中心に学んでいます。マイナーを環境学にしたのは、大学の授業で関心をもったからです。環境問題には政府、企業、地域の様々な利害が絡んでおり、事実の裏に多くの計略や思惑などがうごめいていて、面白いと思いました。高校では文系だったので、理系的な要素もある環境学を学ぶことに不安もありましたが、思い切って選びました。みなさんも、面白そうだと思った授業があれば取ってみて、ぜひ自分に合った授業やプログラムを見つけてください。

渡邊 菫
メジャー:文学 マイナー:環境学

※上記「先輩たちからのメッセージ」内に記載のあるメジャー・マイナーについては、取材当時の内容となります。

卒業後の進路/取得できる資格・免許

関連情報

ページの先頭へ