人文領域/言語学プログラム
プログラム概要
言語学は、人が日常的に使用する「ことば」を科学的に研究する学問分野です。人はなぜことばを用いるのか、人はいかにしてことばを用いることができるようになるのかなどといった問いに対する答えを探し求めていきます。本プログラムでは、言語学の全体像に加え、英語学、中国語学、日本語学など個別言語の仕組みや歴史的変化、それらの分析方法を学び、ことばが関わる様々な事象を批判的に考察する力を身につけます。
授業ピックアップ
言語データ分析
言葉の世界を「感覚」ではなく「データ」でとらえていく授業です。大量の文章を集めたデータベース(コーパス)を使い、現代日本語の話し言葉と書き言葉に見られる特徴を分析します。ふだん意識しない表現の傾向を、コンピュータを用いて明らかにできるところが魅力です。授業は講義・実習・発表の三本立てで構成されています。コーパスの予備知識は必要なく、パソコンの基本操作ができれば安心して受講できます。言葉の“見えないルール”を読み解く楽しさを実感できます。
専攻演習I, II(相ヶ瀬ゼミ)
春学期は、音韻や文法、語の意味用法など日本語が変化していく過程を16世紀に来日したキリスト教宣教師が日本語学習のため作成した文献を用いて捉え、日本語の分析・研究方法を身につけます。
秋学期は各自の興味関心に基づき、ゼミ論を執筆します。テーマは、語の用法変化、類義語の使い分け、大学構内の言語景観、若者の敬語意識、ゲームキャラクター名に見られる音象徴など、多岐にわたっています。
その他の授業・科目
言語学入門(LA基礎)/言語の構造/言語政策/音声学/意味論/談話分析/社会言語学/第二言語習得法/言語データ分析/(共通科目)/英語学概論/英文法/英語の音声/英語の意味/英語の構造/英語の歴史/応用言語学/日英対照言語学/(英語学)/中国語概論/中国語の文法/中国語の音声/中国語学研究/日中翻訳技法/日中通訳技法/中国語表現技法/中国語コミュニケーション技法(中国語学)/日本語学概論/日本語の音声/日本語表現/日本語の文字と表記/日本語史/多文化共生とやさしい日本語/漢字文化研究/書道研究(日本語) など
先輩たちの学び方
言語学×メディア・ジャーナリズム
ことばを学ぶ楽しさを、未来のキャリアへ
長谷川 悠弥
私達にとって身近で、あらゆる思考の根底にあることばを考えることは、人間・社会・文化を研究する上で非常に役に立つことだと考えています。言語学をメジャーにしたのは、その考えが根底にありました。一方で、情報社会と言われる現代において、学而事人の精神を養うためには、ことばへの強い関心と,社会情勢に関する教養が必要であるため、メディア・ジャーナリズムをマイナーに選びました。将来は、出版業を希望しつつも、放送業界や翻訳業など幅広い業界にも注目しています。ことばを考えることで、自分自身のこれまでの経験に新たな力が加わり、学ぶということが改めて楽しくなるので、是非皆さんも言語の世界に飛び込んでみてください!
進路・資格・実績