社会領域/歴史学プログラム

歴史学プログラム

授業紹介

世界史概論B

「歴史」とは、過去に起きた事実を並べただけのものでは、決してありません。そこには、歴史を書く人や語る人による特定の見方が存在します。この授業では、私たちが「近代」と呼んでいる過去300年~400年間の世界の歴史を、大きな視点から考えます。そのさいに重要なのは、出来事や人物の暗記ではなく、私たちが歴史をどのように見てきたのかという事です。歴史を覚えるのではなく、歴史を考える作業に取組んでみましょう。

専攻演習 II

専攻演習(ゼミ)は、大学生活の中でも最も重要な体験だと、我々歴史学プログラムでは位置付けています。学生には受け身の姿勢ではなく、広く歴史学に関係する研究課題を自分で見つけ、文献を調べたり学外施設で調査を重ねます。演習では各自の個別研究発表(プレゼンテーション)とそれに続く議論(ディベート)を重視しており、こうした研究の集大成として完成させたゼミ論文は、学生にとって大きな知的資産となることでしょう。

先輩たちからのメッセージ

歴史学×国際協力

私が歴史学プログラムを選択した理由の1つは、教員免許取得の為に必要な学びがあるから、もう1つは国際問題について歴史を踏まえた上で考えてみたいと思ったからです。歴史学プログラムは大学在学中の社会科教員免許取得のためには必須プログラムでした。それに加え、歴史学プログラムの授業において、歴史を踏まえた国際関係や宗教、思想などの講義を受け、歴史学によって考える視点が増え、世界の国際問題についてより多角的に考えられると感じたからです。歴史を学び、史料を読み解く歴史学プログラムで、更なる考察をしたいと思っています。

瀬戸山 美奈
メジャー:歴史学 マイナー:国際協力

歴史学×博物館学

私は、元々、歴史が好きでした。小学2年生の頃、教室の本棚に置いてあった『火垂るの墓』を読んでみて、とても興味がわきました。歴史が好きな母親に歴史について聞いてみて、大変面白そうだと思い、歴史に興味を持ち始めました。そのため、リベラルアーツ学群に歴史学プログラムがあると聞いたとき、このプログラムで学んでみたいと思いました。私は、この歴史学プログラムを通して過去の物事を論理的に説明したり、考えたりすることができるようになりたいと思っています。将来、歴史学プログラムで学んだことを生かしたい、そうした仕事に就きたいと考えています。


長沼 海斗
メジャー:歴史学  マイナー:博物館学
 

※上記「先輩たちからのメッセージ」内に記載のあるメジャー・マイナーについては、取材当時の内容となります。

卒業後の進路/取得できる資格・免許

関連情報

ページの先頭へ