統合領域/環境学プログラム

環境学プログラム

授業紹介

感覚公害論

この科目では、「感覚公害」といわれる騒音、振動、悪臭等を対象に、音の伝わり方やにおいの文化など「音」や「におい」の基本から、環境問題としての発生原因、影響、測定・評価方法、対策まで幅広く学びます。講義だけでなく、騒音計を用いた騒音測定実習や、さまざまなにおいを嗅いで表現したり、キャンパス内の悪臭をみつけて対策を提案したりする実習も行います。体験的な学びを通じて、音とにおいの面白さに触れましょう。

環境社会学B

この科目では、公害後の環境問題を社会学的に理解するために、環境正義や社会構築主義、環境リスク論といった理論紹介と理論を深く理解するために、アスベスト問題と廃棄物問題を取り上げます。例えば、アスベスト問題は過去の話ではなく、使用されている建築物が更新期を迎えているため、現在も飛散のリスクに私たちは曝されています。社会学の分析枠組みを用いて理解して、現代の環境問題を分析してみませんか。

先輩たちからのメッセージ

環境学×国際協力

私は自然豊かな奄美大島で育ったため、環境学がメジャーになることは必然でした。奄美大島では地球温暖化の進行で、サンゴの白化現象や希少動植物の生態系に影響が出始めています。また、環境問題は自然だけでなく、飢餓やエネルギー自給などSDGsで取り上げられるグローバルな問題にも関連するため、国際協力についても学ぶ必要がありました。将来、私は環境学を軸にした国際的な活動を行いたいと思っており、本学ではECO-TOPプログラムの取得が可能であるため、それを最大限生かした深く、専門的な学びを追求していきます。

久保 雅
メジャー:環境学 マイナー:国際協力

環境学×社会学

私は環境問題の解決に興味を持っており、将来、環境保全の仕事に就きたいと思っています。環境学を選択した理由は、自分に向いている環境保全の手法を具体的に知りたかったからです。また、世の中の当たり前を知り、それに囚われないように学ぶことができる社会学にも魅力を感じました。当たり前に起こっている社会問題を知ることで、環境問題解決のための広い視野が持てると思い、社会学をマイナーに選びました。環境学を学びたい方は、桜美林大学で取得できる東京都の資格である、ECO-TOPプログラムに登録することもおすすめです。

小山 明日実
メジャー:環境学 マイナー:社会学

※上記「先輩たちからのメッセージ」内に記載のあるメジャー・マイナーについては、取材当時の内容となります。

卒業後の進路/取得できる資格・免許

関連情報

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