社会領域/教育学プログラム

教育学プログラム

授業紹介

教育思想

「教育とは何か」という問いから授業を始め、「教育」や「子ども」の概念自体の歴史的変遷をおさえた上で、コメニウス、ロック、ルソー、ペスタロッチ、マン、デューイ、シュタイナーという西洋近代の教育思想家7人を1回ずつ取り上げている。「現代教育の問題」を論じる小レポート(1000字程度)とルソーの『エミール』全巻を読んでのレポート(3000字程度)を課しており、それぞれについてグループディスカッションで議論を深める機会を設けている。

教育学専攻演習

この演習(ゼミ)では、教育を歴史的に考察しています。教育は我々の生活の様々な側面関わっていることから、ゼミ生が扱う研究テーマは多様です。例えば、教育の格差、ジェンダー、性教育、キリスト教主義の女学校などを研究している学生がいます。こうしたテーマに基づき各自が歴史を調べて考察・議論しています。春学期には、共通のテーマで献を読んで議論を重ね、秋学期には、学生個人が設定したテーマに基づいてゼミ論文を作成します。

先輩たちからのメッセージ

心理学×教育学

私が教育学を選択した理由は、将来教育を受ける人たちに関わりたいと考えたからです。私は高校生の時、N高という通信制高校に通っていました。そこで私は、新しい教育に触れる経験をしました。そしてその新しい教育をこれから色々な人が経験すると思います。その一端を担いたいと思い、教育学を勉強しています。「何を学ぶかより、学んだことをどう活かすか」が大切です。その上で教育学は、活かしやすいプログラムだと思います。社会に出た時、学んだことが活かせる場が必ず来ます。変化し続ける教育を一緒に学んでみませんか?

高田 優哉
メジャー:心理学  マイナー:教育学

文学・言語学×教育学

私は、文学と言語学をダブルメジャー、教育学をマイナーで専攻しながら、英語科の教職課程をとっています。英語や英語圏の文学を専門的に学びながら、それらの知識を教育現場で活用する方法や、教育現場のシステムについても研究したいという思いから、教職課程とは関係がありませんが、教育への興味から、これらのプログラムを選択しました。教育学は他の学問分野とも密接な関わりがあるので、メジャーで専攻している学問知識をより深めることも出来ると思います。教職を目指す人にはもちろん、社会の中での人材教育や、家庭教育にも活かすことができるので、人と関わることが好きな人におすすめです。

金子 実久里 
メジャー:文学、言語学 マイナー:教育学

※上記「先輩たちからのメッセージ」内に記載のあるメジャー・マイナーについては、取材当時の内容となります。

卒業後の進路/取得できる資格・免許

関連情報

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