自然領域/生物学プログラム

生物学プログラム

授業紹介

生物学実験I

この授業では、魚の呼吸速度と水温の関係や、花粉管の伸長など、さまざまな生命現象を実際に観察します。顕微鏡の使い方、スケッチの書き方、光合成色素の成分の分析など数多くの技法を体験します。さらに、実験で得られたデータから読み取れることを考えて、科学的な考察方法を学びます。これらのことにより、将来、教育や研究に携わったときに必要な科学的な考え方や技術を身につけます。

専攻演習

教員の専門分野によって海産動物、陸上植物、昆虫など扱う生物は異なりますが、いずれも野外での観察・採集と室内での標本作成、顕微鏡を用いた詳細な観察などを行います。野外観察と室内作業を通じて、種の同定方法、生物の形やそれに関連する機能の違い、それぞれの種の生息環境の違いなどを学び、特定のグループに関する深い知識や自然を見る目を養います。また、自然界は魅力にあふれていることを知ってほしいと思います。ゼミ活動の中で興味深い生物や生命現象に出会い、4年生で行う卒業研究のテーマを見つけることになります。

先輩たちからのメッセージ

生物学×哲学

私がこの組み合わせを選んだ理由は、生き物の感情や幸福感について知識を深めたいと思ったからです。生物学を学ぶだけでは、生物の仕組みについては理解できても、感情や心理的な視点を得ることや、時代によって変わりゆく幸福の考え方の変化を学ぶことができないと感じたため、哲学という視点を持つことが必要だと考えました。哲学プログラムで知識を得ていく中で、哲学は生物学を学ぶ上で知識を深める有効な「道具」であると感じたため、この2つのプログラムを選びました。異なる2つの分野を学ぶことによって、私の個性を伸ばしてくれると期待しています。

杉田 倖祐
メジャー:生物学  マイナー:哲学

※上記「先輩たちからのメッセージ」内に記載のあるメジャー・マイナーについては、取材当時の内容となります。

卒業後の進路/取得できる資格・免許

関連情報

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