リベラルアーツ学群 新任教員紹介 早丸 一真 先生

1) 先生のご専門とその魅力を教えてください。

アジアの遺跡を見に行ったりもします

大学の時は東洋史研究室で中国史を勉強していましたが、心に期すところあって大学院の途中から国際関係論コースに入って外交史というのを勉強しました。中国外交史というのが自分の専門分野だと思っていましたが、中国はいつからあるのか、中国はいつから外交をしていたのかという疑問を抱くようになり、中国外交史という研究分野はあやしいなと思うようになりました。結局、私が二つ勉強して気がついたのは、自分が研究したいことは中国の歴史でもなく、外交の歴史でもなく、別の観点から研究した方がうまくいきそうだという予感でした。

日本の史跡を訪ねて湖畔でひと休み

2) 休日の過ごし方や趣味を教えてください。

休日は起きる時間が遅いので、何もしないまま夜になって、あ~ぁ…と思っているうちに次の日が来るの繰り返しです。自分が行ってみたい場所というのがあんまりないので、ほかの人が行きたいところにお供でついていく旅行に時々出かけます。できれば宿泊先でずっと休みたい。ただし、昔留学していた台湾には、毎年行きます。

3) 学生や受験生へのメッセージをお願いいたします。

私自身は、リベラルアーツ学群のように複数のプログラムを横断的に学び新たな知の融合を実感できる恵まれた教育環境にめぐり会う機会がなく、仕方なく二つの大学院に入り一つずつ勉強するという遠まわりの道を歩いてきました。この学群では最初から二つのプログラムを並行して学べるのでラッキーなんじゃないかと思います。

早丸 一真 先生 プロフィール

プロフィール 広島県出身。2018年1月、公益財団法人日本国際問題研究所研究員。同年3月、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻国際関係論コース博士課程単位取得満期退学。神奈川大学、東京学芸大学、東京女子大学で非常勤講師として勤務。2023年、東京大学より博士学位取得。2025年、桜美林大学リベラルアーツ学群准教授。

担当プログラム
主な担当科目 日中交流史、アジアの歴史ⅡA・ⅡB、アジア研究概論A・B

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