
9月13日(土)、町田キャンパスで健康福祉学群主催のけんぷく食堂が開催されました。
「けんぷく食堂」は、こども食堂を通じて、地域の子どもから高齢者まで幅広い年齢層の方々と集い、健康と福祉について語り合い、共に在ることを感じるこができる「地域の方々とウェルビーイングを考える」場となることを目指し、2020年度から開催しています。一緒にご飯を食べることで、子どもと大人、そして地域とあたたかいつながりが生まれ、地域コミュニティを支える場所として注目されています。
当日はあいにくの雨の中での開催となりましたが、地域の方々、学生、教職員が一つになり、笑顔あふれる温かい1日となりました。
地域とのつながりを育む食卓

学生が心を込めて作ったおにぎりと豚汁が皆さんに配られました。また、町田市内で子ども食堂を実施してる「つるかわこどもコモンズ」さんからは、「自由な学び場SOU!」に通う小中学生が作った温かいホットサンドが、キッチンカーから提供されました。子ども達手作りの食事が、参加者の皆さんの心と体を温かくしました。「みなさんの居場所ぼくはぼく」のかき氷販売では並んだ学生間の交流が深まり、また、提供されていただれでもサイコロには、障害児でも楽しめる遊びの工夫がされており、みんなが楽しい!を学ばせていただきました。
みんなが安心して過ごせる居場所

今年の「けんぷく食堂」は、誰もが安心して楽しめるよう、学びを活かした環境設定をしました。障害のあるお子さんと健常なお子さんの両方を育てるお母様が立ち上げた「インクルーシブフォレスト」さんからアドバイスをいただき、休憩スペースや多機能トイレの案内、喉に詰まらせないよう具材を柔らかく煮込んだ豚汁など、小さな工夫を積み重ねました。
昨年に引き続き、誰もを受け入れる温かい心を持った協力団体の皆さまのおかげで、どこのコーナーでも楽しそうな笑い声が聞こえていました。
「共生」を育むプラットフォームへ

このイベントを通して、大学が地域と手を取り合い、「共生」社会を育むための大切な役割を担える可能性を感じました。今後も「けんぷく食堂」が、人と人がつながり、お互いを思いやる温かい居場所であり続けることを願っています。
ご来場いただいた皆さま、そしてご協力いただいたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。
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