
4月28日(月)町田キャンパスで、国内留学の制度を利用して名桜大学と札幌大学で学んだ学生2人の成果報告会を行いました。札幌大学への派遣は今回がはじめてとなりました。
国内留学とは、単位互換協定を結んでいる沖縄・北海道の大学に1年または半年間留学し、そこで修得した単位を桜美林大学の卒業に必要な単位に算入できる『単位互換プログラム』です。実際に現地で暮らしながら、正規生や他大学からの国内留学生と一緒に学ぶ交換留学制度です。

名桜大学で学んだ学生は、旅行で訪れた沖縄の綺麗な環境に魅了され、生まれ育った場所と違う環境で暮らす挑戦をしたいと思い参加。沖縄は進学率が国内で1番低いことや、引きこもり児童が国内で1番多いなど、その地で学んで知ったことが多かったと言います。また短期アルバイトで、海外のお客様を接客する機会が多くあり、英語で仕事をすることや人に何かを教えることが好きだと今後の就活の軸となる部分を見つけることができました。
札幌大学を選択した学生は、主に経営学とアイヌ文化について学んできました。本学の授業で取り扱う事例は国内全域のものに対し、所属した「地域共創学部」での授業では道内の事例が大半であったり、本州と比較することが多かったことが印象的だったと話します。新たな視点で経営について学ぶことができ、多角的に物事を捉える視点を持つことができました。また朝から近所の方と雪かきをするなど、その土地ならではの交流を経験することができ、多くの学びを得ることができました。
海外への留学に比べ費用面や心理的ハードルが低い国内留学は、国内であっても文化の違いや土地の違いからさまざまな気づきを得られる、学びの多い貴重な機会となります。
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