今年度より株式会社ホームクリエイト様との連携による寄付講座『特別講義Ⅴ(ライフスタイルビジネス)』が始まりました。「ライフスタイルビジネス」とは、従来の衣食住に加えて、「知(culture)」「遊(play)」といった領域も含めた、生活を豊かにするためのビジネスの総称です。全14回の講義には、エンターテインメント、スポーツ、メディア、IoTなどのビジネスの現場で活躍している講師を招き、その経験に基づいた講義を通じてビジネスの実践的な知識や知見を学びました。
7月23日(火)は、株式会社ティエヌ企画取締役副社長 兼 株式会社manoa代表取締役社長 小杉裕美様と、女性起業家の関野なつ来様が登壇。受講する学生たちに「自分らしく生きるために伝えたいこと」をテーマに講演いただきました。
小杉様はいわゆる「ギャル」であった学生時代を経て、大学を卒業後すぐに会社を起業。現在は人生3度目の新規起業に取り組んでいます。「自分らしく生きるとは、自分の限界・可能性を理解したうえで、心と体のバランスを保ちながら仕事とプライベートを両立させて生きること」と話し、「挫折や失敗を含むすべての経験から得られることは多い。恐れずに色んな経験をしてほしい」と学生たちにエールを送りました。関野様は、子どもの将来を真剣に考えるにつれ、自分が当たり前としてきた「働き方」に疑問をもつように。「大学を出たら企業に就職する」「雇用されながら働く」という固定概念が特に親の世代で根強くあるとし、「多くの大人たちは就職すると勉強することをやめてしまう。これからの時代にアップデートできていない大人たちが、良かれと思って皆さんの夢を『そんなの無理だよ』『普通でいなさい』と邪魔をしてくる。どうか自分のために生きてほしい。自分の選択に自信を持つことが大事」と力強く話しました。
受講した高橋明日香さん(ビジネスマネジメント学群2年)は「さまざまな業界で活躍されている方々からお話を聞ける機会は、自分で得ようと思うと難しい。今回このような貴重な機会をいただけて本当に良かった。自分にはない視点を得ることができた」と話し、現在起業することを目標に活動しているランバード芽育さん(ビジネスマネジメント学群4年)は「本日の講義で女性起業家の方からお話を聞き、“自分は間違っていないんだ”と安心したし自信につながった。周りの友達は就職活動を進めている中、自分の道を進むと決めた。“自信を持つことが大事”とのお話が、とても心強く、これからもっと行動していこうという決意になった」と輝く笑顔で話しました。
株式会社ホームクリエイトの代表取締役 山端知行様は「この講座を通し、たくさんの知識が得られる機会となったら嬉しく思う。学生の皆さんがより幸せに過ごすことができるよう願っています」と話しました。
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