
教育探究科学群では、1年次から2年次にかけて「基礎ゼミナール」という授業があり、各学生が「探究」に取り組んでいます。
今年度1年生は、前半の第1・第2クォーターでグループ探究を経験した後、後半の第3・第4クォーターで個人探究に取り組み、12月18日(水)の最後の授業時間に全員でポスター発表を行いました。
学生たちは、それぞれの興味関心に基づいて探究した成果を発表し、互いに質問し合って活気あふれる時間となりました。
2年次には「質的調査」「量的調査」に分かれて、探究の方法についてより深く学んでいきます。
<1年生の探究テーマ例>
・居場所感が価値志向的精神作用に及ぼす影響
・図書館でみるラーニングコモンズの有効性
・男性チアリーダーの普及がもたらすジェンダー観の変化
・蜂蜜の健康への効果について
・猫の性格が飼い主との関係に与える影響

一方、2年次には2年間の学びの集大成である「キャップストーン」という授業があります。
「キャップストーン」では、2年間の学びをふりかえった後、3年次の「専攻演習」、4年次の「リサーチゼミ」で探究したいテーマ、方法、現状分析、今後の課題について各学生が検討してきました。
「キャップストーン」の最終授業日の12月19日(木)には、全員でポスター発表を行い、来年度以降の個人探究の本格化に向け熱を帯びた議論が交わされていました。
<2年生の探究テーマ例>
・家庭内での教育スタイルが子どもの主体性や自立心に与える影響
・サッカーマネジメントにおけるモチベーションの高め方
・主体性を育てる公園での遊び~遊具の教育的役割~
・現代のルッキズムとSNSの因果関係
・在日留学生のメンタルヘルスとその要因
ページの先頭へ