10月6日(日)、町田市役所で開催された「若者と市長が語る会」(※1)に、unicef Campus(※2)所属の大学生・大学院生4人と共に、本学グローバル・コミュニケーション学群4年の内木海斗さん、飛田三四郎さん、タウル・ナラ・プトラさん、3年生の大塚和輝さん、瀧友葉さん、波平芽萌瑶さんの6人が登壇し、石阪丈一町田市長と意見交換を行いました。
登壇したグローバル・コミュニケーション学群6人の学生は、これまで「社会参加Volunteer Studies(ボランティア・スタディーズ) 理論(E)(J)」の授業を履修し、子どもの支援の在り方などを学んできました。授業の一環として町田市内の子どもセンターで、英語を使った遊びや料理教室を開催し、地域の子どもたちとの交流イベントを実施してきました。
さらに、内木さん、プトラさん、波平さんは、大学で培った語学力やコミュニケーション力を活かして、7月に子どもセンターただONを訪問した香港のユニセフ協会の視察団と地域の子どもたちとの交流イベントで通訳も務めました。11月からは町田市の「まちだ若者大作戦」(※3)に採択された「世界の言語でCooking」というイベントを実施予定です。このイベントは波平さんが中心となり企画したもので、今回登壇した6人を含むグローバル・コミュニケーション生が、料理作りを通して、町田市内の子どもたちが外国語や多文化に触れることを目的としています (※4)。
市長との意見交換では、学生たちがこれまで学んできたことや自身の経験、海外の事例など具体的な内容を交えながら「子どもにやさしいまちとはどのようなまちか」「地域の空きスペースを子どもたちのためにどのように活用すべきか」といったテーマについて意見を交わしました。町田市では「子どもの権利条約」の実現を自治体レベルで取り組もうとしており、ユニセフが提唱する「子どもにやさしいまちづくり事業」に2021年から参加し、「子どもにやさしいまち条例」を2024年度から施行しています。
今回、登壇した6人の学生たちは、今後も大学生が取り組める「子どもにやさしいまちづくり」を目指し、大学での学びや自分たちの持つスキルを活かして地域での子ども支援を続けていく予定です。
(※1)「若者と市長が語る会」は、町田市市民部が主催する市民と町田市長が自由に意見を交換し、地域への関心や理解を深めることを目的として2017年から開催されています。
(※2)日本ユニセフ協会のサポートのもと、大学生等が企画・運営しているボランティアグループ。
(※3)「まちだ若者大作戦」は「子どもにやさしいまちづくり」事業の一環として、子ども・若者がやりたいことを町田市が支援するもので、審査を経て補助金が支給されます。
(※4) 外国語を学んでいる大学生や留学生が、外国語を使った多言語での料理教室とレクリエーション活動を町田市内の子どもセンター5館で実施します。
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