岩垂ゼミSDGsプロジェクト マルシェ開催、完売

2024/01/24(水)

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「さくらマルシェ」のロゴ

BM学群の岩垂ゼミが主催するイベント、「さくらマルシェ」が12月6日(水)に新宿キャンパスで開催されました。

岩垂ゼミでは「グローバルな戦略的マーケティング」について学んでおり、岩垂ゼミ2年生は3つのプロジェクトチームに分かれ活動を行なっております。その中の一つにSDGsプロジェクトの「きっかけ」というグループがあります。


活動した学生

このグループは、BM学群に所属する2年生5人で構成されているグループで、「SDGsを軸とした起業をする」というリーダーの夢を実現するための第一歩を踏み出すために立ち上げらました。多くの人のきっかけづくりの一つになりたいという思いからこの名前がつけられました。「みんなでみんなのきっかけを創る」を理念として活動を行なっており、SDGsの17の項目に沿って、17の事業展開を目指しています。

当日の様子

「きっかけ」の最初の取り組みとして2023年の秋学期に、SDGの12項目目の「つくる責任使う責任」からフードロスをメインとした「さくらマルシェ」を開催しました。この活動では、主に規格外になってしまうもの・家庭で消費しきれず、ロスにつながってしまう野菜とお米を、新潟に住むリーダーの祖父母から仕入れて販売しました。
さくらマルシェでは、規格外商品に関して、次の3つのきっかけづくりを行うことを目指しました。
① 販売する
② 知る
③ 食べる

岩垂好彦准教授の指導のもと、当日までに以下の準備を行いました。
1 企画立案
2 チラシ、SNSを活用した宣伝告知
3 商品の仕入れ
4 会場設営

販売した野菜

イベント当日は、地域の方々、学生、教職員など、多くの方にお越しいただきました。
野菜は不揃いなものや形が変形しているものでしたが、規格外の商品であるためフードロスに繋がってしまうことを説明しながら販売することで多くの方々に購入していただくことができました。宣伝の効果があり、すべての野菜・お米を2時間ほどで完売することができました。

SDGs、フードロス、規格外商品についてボードで説明

SDGsやフードロス、規格外商品について口頭での説明やボードでの説明を行なったことで、理解を深めながら商品を購入していただき、上記の3つのきっかけづくりを実現することができました。

「きっかけ」としての初めての取り組みだったため、手探りの状態で進めてきましたが、さくらマルシェの取り組みを通して、規格外野菜でも需要があることや規格外野菜の認知度は思っていたより低いことなど、実際に販売することで学んだことが多くありました。今回学んだことは、今後の活動に活かしていこうと思います。

今後の「きっかけ」の活動として、規格外商品の販路拡大や、そこで生まれた利益を用いて子ども食堂を運営したいと考えています。
また、将来的にはリーダーを中心として「きっかけ」というビジネスを起業したいと思っています。

記事:岡安さくら(ビジネスマネジメント学群2年 岩垂ゼミ)


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