BM学生が福島県高槻集落の復興支援に挑む!

2023/03/06(月)

  • 大学
  • ビジネスマネジメント学群
  • お知らせ
  • 教育・研究
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

ビジネスマネジメント学群渡邉康洋教授のゼミに所属する学生6人が、福島県二本松市高槻集落の復興支援事業に取り組みました。
この事業は福島県が実施する「大学生と集落の協働による地域活性化事業」で、もともとは震災復興事業として始められたもの。本学は平成29年から同ゼミの学生が参加しています。

学生たちは2度現地を訪れ調査を実施。現地の方が伸び放題になっている竹の有効活用について困っていると知り、解決策を考えました。地元では燃料として竹を活用していますが、集落に住んでいる人数が多くないため、消費量が追い付かないとのこと。そこで学生たちは昨年に続き、竹からコップや竹とんぼ、物入れ、スマホ置き、桶などを制作し、東京で開催された「雑司ヶ谷・手創り市」で販売しました。都内では中々触れることのない竹製品は、思っていた以上に反響があり、需要があることを知りました。
さらに竹製品や高槻の魅力を発信したいと考えた学生たちは、今年はウェブサイトでの情報発信にも着手。費用を掛けずに掲載でき、ウェブ上で検索するとヒットすること、またアカウントをもっていなくても閲覧できる等の利点から、文章や写真等を配信することができる「note」を採用しました。
現在は、現地の方が継続して情報発信ができるようサポートを行っています。

【チーム副リーダー 石川智恵さんコメント】
わたしは地域の人と一緒に活動できることに興味を持ち参加を決めました。初めて福島県を訪れると、集落の人がとても温かく、庭で採れた野菜を近所の方と分け合う様子がとても素敵でした。「若い人が来てくれて嬉しい」と歓迎してくれたことは、とても嬉しく印象に残っています。
まだまだ「高槻」と検索すると、大坂府の土地の方が出てきてしまいます。地元に住むご高齢の方たちが、継続して情報を発信できるよう、より細かく丁寧にマニュアルを作成し、サポートを行っています。
今回、旅行で訪れるのとは違った貴重な体験をさせてもらいました。これを機に地域に密着した企業や、地域活性化に取り組む仕事に興味を持ったので、今後はまだ知られていない地域の魅力を発信するような活動をしていきたいです。

ページの先頭へ