第16回全国公募拓展にてビジュアル・アーツ専修1年生が入賞

2023/03/10(金)

  • 大学
  • 芸術文化学群
  • お知らせ
  • 文化・芸術
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修の基礎科目(版画)で学生が製作した拓彩表現の作品から、「第16回全国公募拓展」(拓彩の部)に16作品を出品し、2人の学生の作品が見事入賞しました。

本展は、公益社団法人日本図案家協会主催が主催し、2000年より「全国公募拓展—絵になる拓本展—」として開催し、今年度で第16回を迎え、伝統的な拓本を再評価するとともに、創造的な拓彩アートを展示しています。

今回、全国から応募された作品60点から、15点が受賞および入賞。本学からはビジュアル・アーツ専修1年の日浅佑菜さんが公益社団法人日本図案家協会会長賞、同1年の齋藤恵さんがホルベイン賞を受賞しました。

入賞者からのコメント

日浅 佑菜さん(公益社団法人日本図案家協会会長賞)

私の作品が受賞したと聞いた時はとても驚きました。先生に公募展の応募作品として選んでいただけただけでも嬉しかったので、賞をいただけたことをとても光栄に思います。今回受賞した「ショウタイム」は、白黒フィルムの中に鑑賞者を誘うキャラクターの姿を表した作品です。こだわった点は、キャラクターのドレスのフリルや手足を筆の形を用いて表現したところです。自分の持っている文房具や画材という限られた道具を組み合わせて、どこまで自分の理想通りに表現できるか試行錯誤しながら制作するのは大変でしたが楽しかったです。今後も様々な表現技法に触れ、作品の幅を広げていきたいと思います。

齋藤 恵さん(ホルベイン賞)

この度はホルベイン賞をいただき、誠に光栄でした。まさかこのような賞を頂けるとは思わず、大変嬉しく思いました。この作品はタイトルの通り閻魔大王をモチーフとしています。閻魔大王が悪い亡者を裁く場面です。作品を作る時、閻魔大王の表情にとても苦労しました。恐ろしい表情を表現でき、達成感を感じたのを覚えています。受賞式の後、様々な作品に触れ、様々な方に拓本について教わりました。その中で感じたものや、今回の件で経験したことをしっかりと自分のものにして、今後の作品制作も頑張ろうと思います。

ページの先頭へ