
日本科学技術振興機構(JST)による「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」2022年度第1回公募分に、本学から申請をした2プログラムが採択されました。
本学では、2021年度に本事業に9プログラムが採択され、10ヶ国・地域14の海外高等教育機関から224人の海外留学生が参加しました。
2021年度については、コロナ禍の影響によりオンラインプログラムへの切り替えを余儀なくされましたが、オンラインだからこそより多くの留学生に学びの機会を提供することができました。
新型コロナウイルスの世界的感染拡大、多くの国を巻き込んだ紛争という二つの危機に直面し、私たちは改めて世界的な視点を持って問題解決することの大切さを学んでいます。
人の往来が途絶えることによって、本学が建学以来大切にしてきた「国際交流を通した国際人の育成」という価値の重要性も問われています。
2021年度の本事業での取り組み実績を基に、今後も「OBIRIN SCIENCE CAMP(OSC)」と題して、「サイエンス」をキーワードにした対面・オンラインでのプログラム開発に取り組みます。本学の学術資源を対面・オンラインで世界に発信することによって、社会課題の解決に取り組む世界中の学生、教職員、市民やビジネスをつないでいこうという挑戦です。
今後の取り組みや過年度実績については、OBIRIN SCIENCE CAMP特設Webサイトにて発信していきます。
■2022年度第1回公募分 採択プログラム
- withコロナ時代の公共交通の在り方について考える
- 社会課題に挑む日本の中小企業~女性経営者・社員がもたらす多様性の価値~
■2021年度採択プログラム一覧
交流計画のテーマ | 参加大学(国・地域名) |
---|---|
日本の公共交通システムマネジメントと鉄道網を中心とした都市開発と国際展開 | ・コタラーワラ防衛大学(スリランカ) ・長榮大学(台湾) |
高齢者福祉における先端事例研修-ICTの活用や大学連携型CCRCを参考に | ・北京第二外国語学院中瑞酒店管理学院(中国) |
スポーツ医科学とマネジメントを科学する コスタリカ×日本野球交流 | ・コスタリカ国立大学(コスタリカ) |
地方創生の実践的事例〜「空港×地域観光資源×ホテル」と「人材誘致×ワーケー ション」で復活・活性化する地方の好事例〜 | ・マレーシア国民大学(マレーシア) ・セントラルフィリピン大学(フィリピン) |
日本のサブカルチャーを代表するアニメーション ~手書きアニメーション及び現代 3DCGとの融合~ | ・嶺南大学(香港) |
ESG経営と先端的アジア発イノベーション | ・マラ工科大学ペナン校(マレーシア) ・フィリピン科学技術大学(フィリピン) |
東北大震災から防災・減災への取り組みを学ぶプログラム | ・タイガード高等学校(米国) |
社会課題に挑む日本の中小企業〜女性経営者・社員がもたらす多様性の価値〜 | ・ロッテルダム応用科学大学(オランダ) ・東フィンランド大学(フィンランド) |
日本が誇る和食と”おもてなし”から学ぶ 新しいエンターテイメントのカタチの 創造 | ・サンウェイ大学(マレーシア) ・義守大学(台湾) |
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