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料理人 森野熊八プロデュース「ビジネス演習(フードビジネスと料理)」

2021/02/09(火)

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1月20日(水)、新宿キャンパスのフードレクチャールームにて森野熊八先生による「ビジネス演習(フードビジネスと食材/料理)」の今年度最後の授業が行われました。

この授業では、学生たちが「食」に関する様々な事柄*を学修し、フードビジネスの世界に携わる上で大切となる基本的な知識・教養を習得します。また、目の前で作られる和洋中料理を通じて、その調理に関しても学ぶことが出来ます。

※食文化・歴史、各料理の特徴、テーブルマナー、食事の重要性、食の安全、食の旬、食材について、生産・加工・流通・販売、プロの調理技

今年度最後の授業の題材に選ばれた料理は「ステーキ」。今回森野先生は、学生たちのためにJA鹿児島きもつきからご厚意を頂き、品質の高い食材である「鹿児島黒牛」と「茶美豚」を用意。このような国産高級食材を普段は口にする機会がない学生達だからこそ敢えて選んだその想いを、森野先生は次のように語りました。

森野熊八先生

「日本の畜産物は世界トップクラスの質、味、安全性を誇っているにもかかわらず、価格が高いことから家庭や料理番組、料理誌、イベントなどでもあまり使われることがないのが現状。安価な輸入畜産物が多く市場に流通している中、手間暇をかけて最高品質の食材を育てても高価格となり買ってもらえない。このままでは日本の畜産農家はやっていけない。そのような状況の中で、若者である学生たちが、働いて稼いでから高級食材を食べるのではなく、若者にこそ日本の肉の美味しさを知って欲しい。今すぐは無理でも、いつか、あの肉を食べたい!と、思える様に記憶の中に残してもらうことが目的です。それが、日本の畜産業の応援、そして日本の食の発展にも繋がると考えています。」

今回食材として用意した「鹿児島黒牛」と「茶美豚」とは

鹿児島黒牛

鹿児島黒牛

「鹿児島黒牛」は、和牛生産日本一の鹿児島が誇るブランド和牛であり、平成29年に行われた第11回全国和牛能力共進会にて、和牛日本一に輝いています。また、「KAGOSHIMA WAGYU」として、アメリカや香港、台湾などの海外からも需要が高く、今後ますます世界中で愛される鹿児島黒牛として期待が寄せられています。

茶美豚(ちゃーみーとん)

茶美豚(ちゃーみーとん)

「茶美豚」は、緑茶に含まれていて身体を健康に保つ作用がある「カテキン」やトウモロコシ、サツマイモ、大麦等が入った飼料を与えて肥育されている鹿児島発祥のブランド豚です。自然に近い環境でストレスなく育てているため、上質な赤身とクセのない脂、深い味わいを兼ね備えています。旨味成分のイノシン酸を多く含んでいるので、確かな旨味を感じることができる豚肉です。

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