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シンポジウム開催報告「2020年以降の高等教育政策を考える—グランドデザイン答申を受けて—」

2020/02/20(木)

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2月16日(日)、本学新宿キャンパスにおいて、シンポジウム「2020年以降の高等教育政策を考える—グランドデザイン答申を受けて—」が開催され、約300人の高等教育関係者を中心とした人々が参加をしました。グランドデザイン答申は、中央教育審議会によって2018年に取りまとめられた「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」のことを示しており、2040年に必要とされる人材と高等教育の目指すべき姿を提示した日本の高等教育機関にとって影響力の大きい答申です。

佐藤東洋士 学校法人桜美林学園理事長・大学総長の挨拶に始まり、本シンポジウムの主たる企画立案者である田中義郎 学園常務理事・大学特命副学長の趣旨説明の後、中央教育審議会大学分科会会長の永田恭介 筑波大学長による「我が国の明日に向けた高等教育と課題」と題した基調講演が行われました。基調講演では、グランドデザイン答申をまとめてきた経験を踏まえた上で、日本の高等教育の種々の課題や、持続可能な開発目標(SDGs)といった国際的な課題に対する大学の重要性について発表されました。

パネル・ディスカッションでは、日本高等教育学会会長も務める小林雅之教授をモデレーターとし、元公立大学協会会長の奥野武俊氏、元私立大学連合会会長であり、現在私学事業団理事長を務める清家篤氏、前中央教育審議会会長の北山禎介氏(三井住友銀行名誉顧問)、前文部科学審議官である小松親次郎教授により、元国立教育政策研究所長の大槻達也教授の司会のもとに行われました。

国公私立大学を代表する専門家に加え、高等教育行政を担う文部科学省の審議官経験者という、様々な立場から日本の高等教育をリードしてきた有識者が一堂に集い、これからの高等教育政策について活発な議論がなされました。パネラーのみならず、フロアーの参加者にとっても、2020年以降の日本の高等教育政策を考える貴重な機会であり、5時間に及ぶシンポジウムにも関わらず、終了時間まで質疑が続き、シンポジウム終了後も参加者各人がこれからの高等教育についてそれぞれの課題意識のもとに話し合う姿が見られました。

佐藤東洋士 桜美林学園理事長・大学総長

田中義郎 桜美林学園常務理事・大学特命副学長

中央教育審議会大学分科会会長 永田恭介 筑波大学長

元公立大学協会会長 奥野武俊氏

私学事業団理事長 清家 篤氏

前中央教育審議会会長 北山禎介氏

前文部科学審議官 小松親次郎 桜美林大学大学院教授

日本高等教育学会会長 小林雅之 桜美林大学大学院教授

元国立教育政策研究所長 大槻達也 桜美林大学大学院教授

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